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家電量販店/7月の売上高、エアコン好調で4社そろって増収

2018年08月29日 12:05 / 月次

家電量販店各社が発表した7月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が2.1%増、コジマ既存店4.1%増、エディオンの全店売上高5.9%増、ケーズホールディングスのグループ売上高1.3%増となった。

7月は、前年に比べ土曜日が1日少ない曜日まわりでマイナスの影響があったが、記録的な猛暑であったことから、エアコンが好調に推移した。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ

■ビックカメラ(2017年8月期:売上高7906億円)
ビックカメラ+コジマ売上高2.1%増、うちビックカメラ0.4%増

音響映像商品1.5%増、家庭電化商品2.1%増、情報通信機器商品0.0%、その他の商品3.0%減。

7月は、前年に比べ土曜日が1日少ない曜日まわりでマイナスの影響があった。

音響映像商品は、テレビが堅調。一方、オーディオがやや低調、デジタルカメラが低調だった。

家庭電化商品は、エアコンが堅調だったが、構成比が高くないこともあり、売上全体への影響は限定的となった。

情報通信機器商品は、パソコン本体やパソコン周辺機器が堅調。一方、スマートフォンが低調に推移した。

その他の商品は、医薬品、スポーツ用品や酒類が好調、メガネ・コンタクトレンズが堅調だった。一方、前年Switchで大ブレークしたゲームが低調となった。

■コジマ(2017年8月期:売上高2327億円)
既存店売上高4.1%増、全店売上高4.8%増

全店のテレビ2.6%減、ブルーレイ・DVD2.0%増、エアコン13.9%増、パソコン(本体のみ)1.8%減、携帯電話15.9%増、洗濯機2.8%増、冷蔵庫3.0%増。

7月は、上旬に豪雨や台風などの悪天候もあったが、月を通して記録的な猛暑であったことから、エアコン、扇風機などの季節商品が好調に推移した。

その他、携帯電話がイベント施策の効果もあり、前月に引き続き好調に推移したことに加えて、冷蔵庫、洗濯機が大容量・高機能モデルへの買い替えにより堅調に推移した。

出退店なく7月末で合計141店。

■エディオン(2018年3月期:売上高6862億円)
直営店売上高6.4%増、全店売上高5.9%増
出店1、退店0、7月末店舗1191店

■ケーズホールディングス(2018年3月期:売上高6791円)
グループ計売上高1.3%増、出店1、退店1、月末店舗は496店

音響商品6.7%減、テレビ3.2%減、ブルーレイ・DVD8.0%減、パソコン・情報機器15.4%減、冷蔵庫0.1%減

洗濯機0.5%増、クリーナー5.7%減、調理家電5.5%減、理美容・健康器具4.4%減、エアコン10.9%増

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