日本百貨店協会/8月の外国人売上高256億円、7カ月ぶり減
2019年09月20日 10:40 / 月次
日本百貨店協会が9月20日に発表した8月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致委員会委員店(93店)での免税総売上高は、約256億6000万円(前年同月比0.7%減)となった。
8月の商況は、免税総売上高が約256億6000万円(0.7%減)で7カ月ぶりのマイナス。一人当たりの購買単価は約6万7000円(6.9%増)だった。
一方、購買客数は約38万1000人(7.1%減)で、3カ月連続のマイナスとなった。円高、諸外国の国際情勢による訪日客数の減少が要因と考えられる。
外国人観光客に人気の商品順位は、化粧品、ハイエンドブランド、婦人服飾雑貨、食品、美術・宝飾品だった。
免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポール、マレーシアの順となった。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。