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牛丼3社/2月既存店売上すき家10.0%増、松屋15.4%増

2020年03月10日 12:00 / 月次

牛丼チェーン大手3社が発表した月次報告によると、2月の既存店売上高は、すき家前年同月比10.0%増、吉野家2.1%減、松屋フーズ15.4%増となった。各社の業績は次の通り。

<すき家店舗イメージ>

■すき家
既存店売上高10.0%増、客数10.1%増、客単価0.1%減。
全店売上高14.7%増、2月末店舗数は1936店。

同社は、「前年に比べ土日祝日が2日多い曜日周りが、郊外型店舗で休日利用の多いすき家にプラスした。新商品クリームチーズアラビアータ牛丼、アニメコラボ、PayPayのキャンペーンも貢献した」としている。

■吉野家
既存店売上高2.1%減、客数14.5%減、客単価14.5%増。
全店売上高売上高0.1%増、客数12.6%減、客単価14.5%増。2月末国内吉野家店舗数1211店。

既存店売上高のマイナスは、2018年・2019年2月に2年連続で実施した大型キャンペーンの反動影響によるものだという。

■松屋フーズ
既存店売上高15.4%増、客数10.7%増、客単価4.2%増。
全店売上17.7%増、2月末店舗数は1185店(松屋961店、とんかつ197店、その他27店)。

同社では、「毎月2回新メニューを投入しているが、2月の牛とじ丼、ビーフハンバーグステーキの販売が伸びた。ビーフハンバーグステーキは単価が高く、客単価アップにもつながった。客数増は、PayPayのキャンペーンで利用者が増えたことが影響している」とみている。

松屋フーズの既存店売上高は、牛めし事業店のみを、全店売上高は全業態の売上を対象としている。

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