吉野家HD 決算/3~11月は既存店伸長・ラーメン事業拡大で増収も、営業利益は減益
2026年01月07日 16:52 / 決算
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吉野家HDが1月7日に発表した2026年2月期第3四半期決算によると、売上高1666億2800万円(前年同期比9.8%増)、営業利益55億5800万円(2.1%減)、経常利益61億4400万円(1.8%減)、親会社に帰属する当期利益33億4600万円(0.5%増)となった。
売上高は既存店の伸長に加え、前期にM&Aしたラーメン事業の拡大などによって増収。営業利益は、米をはじめとする原材料価格高騰によって原価率が上がった影響などで減益となった。ただ、純利益は為替差益の増加や減損損失の減少などで増益を確保した。
国内は「吉野家」の前年10月の牛丼祭の反動のほか、ラーメン事業の未達により中間期までの成長に比べ緩やかな伸長となった。海外はアメリカの復調や中国での堅調な推移など、全エリアで前年実績を上回った。
出退店は、「吉野家」の新サービスモデル店は出店および改装により36店舗増加。「はなまる」は大都市圏の拡大に向け、狭小モデルの讃岐うどん「ずずず」を10月23日に東京・東日本橋にオープン。讃岐うどんの味わいを気軽に楽しめるモデルとして、若年層や女性一人でも入りやすいモダンな雰囲気となっている。
海外では、中国で第3四半期に26店舗出店し年間計画を達成したほか、ラーメン事業の「キラメキノトリ」がグループのリソースを活用して中国・上海に海外1号店をオープンした。
セグメント別の業績は「吉野家」の売上高は1114億9500万円(9.2%増)、セグメント利益は49億6400万円(13.0%減)。「はなまる」の売上高は248億1500万円(7.0%増)、セグメント利益は19億8800万円(8.0%増)。「海外」の売上高は215億3700万円(1.9%増)、セグメント利益は15億円(30.5%増)。なお、海外は暦年決算のため1~9月の実績。
通期は、売上高2250億円(9.8%増)、営業利益82億円(12.2%増)、経常利益87億円(8.8%増)、親会社に帰属する当期利益48億円(26.2%増)を見込んでいる。
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