ゼンショーHD 決算/4~9月既存店好調で増収も、すき家の異物混入の影響で減益

2025年11月11日 17:25 / 決算

ゼンショーホールディングスが11月11日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高6129億4100万円(前年同期比9.9%増)、営業利益404億3700万円(1.7%減)、経常利益392億7700万円(0.4%増)、親会社に帰属する当期利益232億5500万円(6.5%減)となった。

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セグメント別の既存店売上高は「グローバルすき家」が2.6%増、「グローバルはま寿司」が16.9%増、「グローバルファストフード」が10.9%増、「レストラン」が10.3%増、「小売」が3.5%増と、全セグメントで増収だった。

一方で、「グローバルすき家」の営業利益が71.9%減と大幅な減益。前期末に国内すき家で発生した異物混入を受けて安全衛生対策を実施していることに加え、前期末の3月31日から4月3日にかけて一部店舗を除く全店で営業を一時停止した際の諸費用を計上した影響で大幅減益となった。なお、売上高は1490億9900万円(2.2%増)だった。

「グローバルはま寿司」の売上高は1496億3700万円(27.8%増)、営業利益は119億1700万円(22.6%増)。「グローバル中食」の売上高は1118億7200万円(4.6%増)、営業利益は153億8400万円(18.3%増)だった。

また、「グローバルファストフード」の売上高は562億3700万円(9.8%増)、営業利益は22億8800万円(48.9%増)。「レストラン」の売上高は841億9900万円(10.1%増)、営業利益は67億2100万円(22.3%増)。「小売」の売上高は388億300万円(0.8%増)、営業損失は9億1800万円(前年同期は営業損失7億8700万円)。

全体の店舗数は、出店588店舗、退店1090店舗となった結果、1万4917店舗(FC8139店舗含む)となっている。

通期は、売上高1兆2235億円(7.6%増)、営業利益820億円(9.1%増)、経常利益774億円(7.7%増)、親会社に帰属する当期利益425億円(8.2%増)を見込んでいる。

ゼンショーHD 決算/4~6月増収減益、すき家の異物混入が響く

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