ファストフード/3月既存店マック52カ月ぶり減もケンタ・モス前年超え
2020年04月28日 16:35 / 月次
ファストフード3社が発表した3月の月次営業情報によると、既存店売上高は日本マクドナルド0.1%減、ケンタッキーフライドチキンは8.2%増、モスフードサービスでは0.9%増となった。
3月は新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、日本マクドナルド、モスフードサービスともに客数が減少した。一方で、持ち帰り比率が高いケンタッキーフライドチキンは、在宅需要の高まりから客数・客単価ともに伸び、既存店売上高は8.2%増となった。
■日本マクドナルド(2019年12月期:2817億円)
既存店の売上高0.1%減、客数7.7%減、客単価8.3%増
全店売上高0.5%増。3月は、既存店売上高が2015年11月以来となる前年同月比0.1%の減少、既存店客数は7.7%の減少となった。
全店売上高は0.5%増加したが、後半は新型コロナウイルスの影響が見られたので、引き続き状況を注視し必要な対応をとる。
新型コロナウイルスの流行に対するお客の懸念の高まりを受けて、ホームページ上に専用ページを設け、マクドナルドの衛生管理や感染予防の取り組みに関する最新情報を提供した。
春の風物詩「てりたま」シリーズを期間限定で販売した。毎年、好評の「てりたま」「チーズてりたま」に加え、「てりたま」登場以来初となるとんかつを使用した新商品「とんかつ!!てりたま」を発売した。朝マックの「てりたまマフィン」、「マックフィズ/マックフロート 北海道赤肉メロン」「シャカシャカポテト 手羽先味」も同時に販売した。
デザートでは、期間限定で「ホットストロベリーパイ」を販売した。
■ケンタッキーフライドチキン(2019年3月期:売上高743億円)
直営既存店の売上高8.2%増、客数3.2%増、客単価4.9%増
全店売上高5.7%増
■モスフードサービス(2019年3月期:売上高662億円)
既存店売上高0.9%増、客数8.5%減、客単価10.3%増
全店売上高0.9%増
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