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日本百貨店協会/4月外国人売上98.5%減、駆け込み購入で客単価2.8倍

2020年05月22日 15:40 / 月次

日本百貨店協会が5月22日に発表した4月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致委員会委員店(90店)での免税総売上高は、約5億円(前年同月比98.5%減)となった。

コロナウイルス発生に伴い海外渡航者の入国制限が拡大、免税カウンターを閉鎖する店舗も多く見られたことから、前月に続き大きく数字を落とした。

購買客数約2400人(99.5%減)と、売上・客数ともに3カ月連続でマイナス。購買単価は休業前の駆け込みもあり、約21万円(約2.8倍)と伸長している。

外国人観光客に人気の商品順位は、化粧品、ハイエンドブランド、婦人服飾雑貨、子ども服・雑貨、婦人服・洋品となっている。

免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、韓国、台湾、香港、マレーシア、タイ、シンガポールの順だった。

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