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イオン/3月は内食需要に対応しGMSは堅調、SMは反動減続く

2021年04月13日 14:10 / 月次

イオンが4月12日に発表した3月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール1.9%増、イオン北海道3.0%増、イオン九州2.6%増だった。

また、スーパーマーケットのマックスバリュ東海4.0%減、マックスバリュ西日本2.8%減となった。ミニストップは0.9%減だった。ドラッグストアのウエルシアホールディングスは1.8%増で、2カ月ぶりに前年を超えた。

<主な連結各社の月次売上高前期比伸び率一覧>

総合スーパーのイオンリテールでは、内食需要に対応した農産、水産、リカー、デリカの売上が好調に推移し、食品部門の既存店売上は、前年、前々年実績ともに上回った。スーパーマーケット事業の主要各社は、前年の反動減があるものの、同様に内食需要を捉え、概ね一昨年の既存店売上を超えた。

ヘルス&ウエルネス事業のウエルシアホールディングスの既存店売上は、調剤併設店舗の拡大により3月度の調剤売上は14.9%増と好調に推移したことにより、前年を上回る結果となった。

ディベロッパー事業のイオンモールでは3月から、順次、全国のモールにてライブコマースの展開を本格的に始めた。

マックスバリュ西日本は、2021年3月1日付けで、旧マルナカと旧山陽マルナカと合併した。イオン九州は2020年9月1日付けで、マックスバリュ九州と合併した。

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