イオン/7月はイオンリテール既存店0.7%増、夏商材・大容量品を強化
2025年08月18日 12:02 / 月次
イオンが発表した7月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール0.7%増、イオン北海道1.8%増、イオン九州3.4%増となった。
スーパーマーケットでは、マックスバリュ東海1.7%増、フジ2.3%増だった。
CVSのミニストップは2.4%減、専門店ではキャンドゥ0.9%増、コックス0.7%増、ジーフット7.3%減となっている。
<主な連結各社の7月売上高前期比伸び率一覧>
業態 | 社名 | 前年同期比 | |
全店 | 既存店 | ||
GMS | イオンリテール | 1.4%増 | 0.7%増 |
イオン北海道 | 9.1%増 | 1.8%増 | |
イオン九州 | 1.9%増 | 3.4%増 | |
SM | マックスバリュ東海 | 2.7%増 | 1.7%増 |
フジ | 2.6%増 | 2.3%増 | |
CVS 専門店 |
ミニストップ | 3.8%減 | 2.4%減 |
キャンドゥ | 3.5%増 | 0.9%増 | |
コックス | 0.1%減 | 0.7%増 | |
ジーフット | 9.7%減 | 7.3%減 |
7月は、記録的な猛暑が続く中、花火大会や夏祭りといった各地のイベント開催にあわせて、浴衣や水着など夏を楽しむ商材の展開を強化。トップバリュをはじめとした増量・大容量のお得な商品の品ぞろえを拡充し、夏の需要をしっかり取り込んだという。
イオンリテールでは、既存店売上高が5カ月連続で前年実績を上回り、好調に推移した。食品分野では、グロサリー、デイリー、畜産に加え、食品専門店「カフェランテ」が堅調。既存店売上高は35カ月連続で前年を上回っている。ヘルス&ビューティケアでは、調剤に加え、猛暑対策としての日焼け止めや熱中症予防商品が好調だった。
スーパーマーケット事業では、トップバリュの拡販や「Key Value Item」の価格訴求、並びにプロモーション強化を継続的に推進。中でもフジでは、時短・簡便ニーズに対応した品ぞろえの拡充や既存店舗の活性化等に取り組み、既存店売上高が堅調に推移した。
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