日本百貨店協会/9月の外国人売上42.4%増の29億9000万円
2021年10月25日 10:20 / 月次
日本百貨店協会が10月25日に発表した9月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、インバウンド推進委員店(88店)での免税総売上高は、約29億9000万円(前年同月比42.4%増)となった。
一般物品売上高は約23億5000万円(79.2%増)、消耗品売上高(化粧品、食料品など)は約6億4000万円(18.4%減)だった。
購買客数は約6000人(13.1%増)。一人あたりの購買単価は、約48万4000円(26.0%増)となっている。
外国人観光客に人気の商品順位は、ハイエンドブランド、化粧品、婦人服飾雑貨、食料品、紳士服・洋品となった。
免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、台湾、香港、韓国、タイ、マレーシア、シンガポールの順だった。
なお、前々年(2019年)比では免税総売上高は88.1%減、購買客数は98.4%減と厳しい状況が続いている。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。