コンビニエンスストア/11月既存店売上1.7%減、2カ月連続のマイナス
2021年12月20日 10:40 / 月次
日本フランチャイズチェーン協会が発表した11月度のコンビニエンスストア統計調査月報によると、既存店ベースの売上高8416億600万円(前年同月比1.7%減)、来店客数12億2843万4000人(2.0%減)、平均客単価685.1円(0.3%増)となった。
全店ベースの売上高は8774億6900万円(1.3%減)、店舗数は5万5928店(0.04%増)、来店客数12億8739万1000人(1.4%減)、平均客単価681.6円(0.2%増)だった。
今月は、前月に引き続き、昨年のGo Toキャンペーンによる行楽需要の反動などにより、全店・既存店ともに売上高が2カ月連続で前年を下回る結果となった。一方、弁当、調理麺、中華まんが好調に推移したという。
客数は全店・既存店はともに4カ月連続のマイナス、平均客単価は全店・既存店はともに6カ月連続のプラスとなっている。
既存店ベースの商品別売上高は、日配食品前年同月比1.7%減、加工食品3.2%減、非食品3.2%増、サービス17.3%減となった。
既存店ベースの商品別売上構成比は、日配食品35.4%、加工食品25.8%、非食品32.6%、サービス6.2%。
調査の対象は、JFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。
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