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ファミリーレストラン/12月既存店売上5社そろって増

2022年01月19日 13:30 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した12月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく14.4%増、サイゼリヤ15.8%増、セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ)3.1%増、ジョイフル17.9%増、ロイヤルホスト18.0%増となった。

客数は、すかいらーく14.0%増、サイゼリヤ13.0%増、セブン&アイ・フードシステムズ9.1%増、ジョイフル10.7%増、ロイヤルホスト13.7%増だった。

客単価は、すかいらーく0.4%増、サイゼリヤ2.5%増、セブン&アイ・フードシステムズ5.4%減、ジョイフル6.5%増、ロイヤルホスト3.8%増となっている。

■すかいらーく(2020年12月期:売上高2884億円)
既存店売上高は14.4%増、客数14.0%増、客単価0.4%増。全店売上高13.5%増。

2019年比既存店売上高10.2%減。

テレビCM2本やアルコール99円キャンペーンにより、ガストやバーミヤンで売上が回復。2020年7月から全店の営業時間を原則23時30分までに短縮した影響もあり、2019年対比の売上はマイナスだった。

ガストの399円メニューキャンペーンは特に低頻度層およびファミリー層の再来店に寄与した。

バーミヤンは12月16日にメニューを改定。蟹レタスチャーハンなどが単価増に貢献しているほか、海老蒸し餃子など人気小皿料理の投入により販売皿数も増加している。

ジョナサンでは12月21日のメニュー改定で投入した仙台牛のステーキ、進化系あったかメニュー(オニグラハンバーグなど)が単価増に貢献した。

夢庵では3000円以上、藍屋・魚屋路では4000円以上の店内飲食した顧客へ小皿プレゼントキャンペーンを実施中だ。

12月はリモデルを41店舗で実施。12月実施のリモデル店舗の売上効果は8.3%増とみている。12月の業態転換は5店舗(バーミヤン3店舗、むさしの森珈琲、ラ・オハナ各1店舗)。2021年度累計では、新規出店40店舗、リモデル106店舗、業態転換73店舗。

■サイゼリヤ(2021年8月期:売上高1265億円)
既存店売上高15.8%増、客数13.0%増、客単価2.5%増。店舗数1032店。

全店売上高16.7%増、客数13.9%増、客単価2.4%増。店舗数1085店。

休業7店、閉店6店だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2021年2月期:売上高508億円)
デニーズ
既存店売上高3.1%増、客数9.1%増、客単価5.4%減。

全店売上高2.9%減。

■ジョイフル(2021年6月期:売上高476億円)
既存店売上高17.9%増、客数10.7%増、客単価6.5%増。

全店売上高8.9%増、客数2.3%増、客単価6.4%増。

出退店0、店舗数合計575店。

■ロイヤルホールディングス(2020年12月期:外食事業462億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高18.0%増、客数13.7%増、客単価3.8%増。

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