すかいらーく/8月既存店売上高は26.0%増、客数18.8%増、客単価6.1%増
2022年09月22日 10:20 / 月次
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すかいらーく(2021年12月期売上高:2645億円)が発表した8月の月次によると、既存店売上高は26.0%増、客数18.8%増、客単価6.1%増、全店売上高24.8%増となった。
月度 | 売上高 | 客数 | 客単価 | |
全店 前年比 | 既存店 前年比 | 既存店 前年比 | 既存店 前年比 | |
1月 | 15.1%増 | 15.8%増 | 11.8%増 | 3.6%増 |
2月 | 7.7%減 | 6.9%減 | 6.0%減 | 1.0%減 |
3月 | 1.6%減 | 1.0%減 | 1.3%減 | 0.4%増 |
4月 | 9.9%増 | 10.6%増 | 7.5%増 | 2.9%増 |
5月 | 21.3%増 | 22.0%増 | 14.9%増 | 6.2%増 |
6月 | 25.2%増 | 26.0%増 | 25.4%増 | 0.5%増 |
7月 | 17.0%増 | 18.0%増 | 16.3%増 | 1.4%増 |
8月 | 24.8%増 | 26.0%増 | 18.8%増 | 6.1%増 |
2019年比の既存店売上高は22.4%減となっている。
コロナ第7波の影響継続で売上は総じて低調。従業員のコロナ感染者、濃厚接触者急増により、8月中旬に最大約150店舗で営業時間を短縮した。遅めのディナー時間帯(20時以降)は客数減が継続し、外出を控える生活様式が定着したと見られる。地方はインフレ影響や感染者数の増加もあり、再び厳しい状況になった。
値上げ効果で客単価が上昇したが、目立った客数減、注文皿数減などは見られない。
プロモーション面では、バーミヤンの場合、バーミヤンの日(8月3日)記念で餃子83円クーポンを配信(8月1日~7日)。期間中客数効果は3~5%増だった。
ガストとジョナサンでは7月28日にメニューを改定。値上げにより客単価・粗利改善した。このうちガストはランチのお得商品を拡充し、地域別価格を導入(2エリア)している。
しゃぶ葉、ステーキガストは、お盆・夏休み需要に向け、和牛メニューを提供。客単価アップに貢献した。
店舗面では、8月度は新店1店(chawanららぽーと横浜店)、リモデル4店、リフレッシュ10店。リモデル4店の単月効果は12.5%と好調なスタートとなった。
そのほか、店舗運営効率向上のため、一部店舗での閉店時間繰り上げを発表。
POSレジ刷新は185店、キャッシュレスセルフレジは118店で完了。待ち時間短縮、従業員の生産性向上に効果があり、展開を継続する。
フロアサービスロボットは1612店舗に2219台の導入が完了した(主にガスト、しゃぶ葉、バーミヤン、ジョナサン)。
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