日本生協連/8月の総供給高0.5%減、3カ月連続の前年割れ
2022年09月22日 11:00 / 月次
日本生活協同組合連合会(日本生協連)が9月21日に発表した全国66主要地域生協の8月の供給状況(速報値)によると、総供給高は2473億5700万円(前年同月比0.5%減)で、3カ月連続の前年割れとなった。
<主要地域生協の8月度実績>
部門 | 前年比 | 総供給高に対する構成比 |
総供給高 | 0.5%減 | - |
店舗 | 0.9%減 | 33.3% |
宅配 | 0.3%減 | 64.8% |
その他供給高 | 6.0%増 | 1.9% |
内訳は、店舗823億3000万円(0.9%減)、宅配1602億3800万円(0.3%減)、宅配のうち個配1180億2700万円(0.1%減)だった。その他供給高は47億8800万円(6.0%増)。
8月度の総供給高は、3カ月連続の前年割れとなったが、前月に比べて店舗・宅配ともに下げ幅は縮小した。店舗は、5カ月連続で前年に届かなかった。部門別では引き続き総菜が伸長しており、8月前半までは市況の影響で農産品も伸長した。お盆期間は、地方圏で伸長する一方、都市圏では伸び悩みがみられた。
宅配は、ほぼ前年並みとなった。部門別では、農産品と冷凍食品が好調だった。また、3年ぶりに行動制限のないお盆休みを迎え、外出機会が増えたことなどから、衣料品が伸長した。
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