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カジュアル衣料/2月既存店ユニクロ21.3%増、しまむら12.2%増

2023年03月24日 13:30 / 月次

カジュアル衣料4社の2月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ21.3%増、しまむら12.2%増、西松屋3.9%増、ハニーズ33.6%増となった。

<2月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 21.3%増 25.5%増
しまむら 12.2%増 11.8%増
西松屋 3.9%増 6.3%増
ハニーズ 33.6%増 35.4%増

■国内ユニクロ事業(2022年8月期:売上高8102億円)
既存店(732店)+Eコマースの売上高は21.3%増、客数3.9%増、客単価16.8%増
直営店(804店)+Eコマースの売上高は25.5%増、客数7.7%増、客単価16.6%増
出退店は、出店0店、退店0店だった。

2月は、気温が高く推移したことで、春物商品や新生活需要を捉えた商品が順調に立ち上がり、既存店売上高は増収となった。

■しまむら事業(2022年2月期:売上高4401億円)
既存店売上は12.2%増
全店売上11.8%増、客数4.4%増、客単価7.0%増
出店0、退店0で月末店舗数1418店

2月度は、全国的な強い冷え込みにより、婦人・紳士のアウター衣料では、PB「CLOSSHI」のニットや裏起毛素材のパンツ、ジャケットやコートなどの冬物が好調だった。また、肌着や靴下の実用商品も冬物が売上を伸ばした。加えて、月度下旬に気温が上昇したことで、長袖のシャツやTシャツ、デニムパンツなどの春物新作アイテムも好調だった。

■西松屋チェーン(2022年2月期:売上高1630億円)
既存店売上高3.9%増、客数1.7%増、客単価2.2%増
全店売上6.3%増、客数4.7%増、客単価1.6%増
出店0店、退店0店で、月末店舗数は1067店舗

2月は、前半に気温が低下したことで、冬物衣料の売上高が大きく伸びた。加えて、春物衣料や育児・服飾雑貨の売上高は期間を通じて好調に推移した。

■ハニーズ(2022年5月期:売上高476億円)
既存店売上高33.6%増、客数18.1%増、客単価13.1%増
直営店売上高35.4%増、客数18.4%増、客単価13.4%増
出店0、退店3、月末店舗数865店

2月は、上旬は気温の低い日が続いたことで、冬物の消化が進んだ。また、中旬以降、春物の動きが好調に推移したことで、既存店売上は大幅に前年を上回った。商品としては、ジャケット、ブラウス、スカートが売れ筋となった。

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