ショッピングセンター/11月既存店売上8.9%増、ブラックフライデーなどで好調
2023年12月25日 15:36 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が12月25日に発表した11月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比8.9%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 12.4%増 | 13.8%増 | 7.6%増 |
8月 | 12.2%増 | 13.4%増 | 7.7%増 |
9月 | 7.5%増 | 8.1%増 | 5.5%増 |
10月 | 5.0%増 | 5.2%増 | 4.0%増 |
11月 | 8.9%増 | 10.5%増 | 3.5%増 |
月前半は気温が高かったことで衣料品の動きが鈍かったSCが多かったが、後半に気温が低下したことでアウターなどの冬物衣料が稼働した。同時期にブラックフライデーや大型専門店のセール、館のポイント施策などが重なったことで売上につながり、前年超えとなっている。
2019年比は総合で0.1%減だった。
立地別にみると、中心地域は総合で11.5%増、周辺地域は7.8%増。国内外の旅行客などの来館により、特に中心地域の大都市が好調だった。
業種別にみると、「ファッション」は月後半から気温が低下したことで、アウターなどの重衣料やブーツなどの冬物商材が稼働した。「飲食」は会社などの飲み会需要が復活傾向にあり、「サービス」はリラクゼーションや旅行関連が好調だったとしている。
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