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エノテカ/池袋東武店を全面改装、デパ地下惣菜とワインをセット提案

2017年10月26日 13:00 / 店舗

エノテカは10月25日、東武百貨店池袋店プラザ館地下1階の全面改装に伴い「ワインショップ・エノテカ池袋東武店」を全面リニューアルオープンした。

<ワインショップ・エノテカ池袋東武店>
ワインショップ・エノテカ池袋東武店

店舗面積は約115.5m2で改装前とほぼ同等だが、店内に併設したワインバーを拡大した。

カウンターのみだったバーを一新し、テーブル8席、ソファ7席、カウンター3席、合計18席のカフェ&バー形式に変更した。

<ワインバースペース>
ワインバースペース

<ソファ席>
ソファ席

今回、百貨店という立地特性を生かし、プラザ館1階のさまざまなフードショップとのコラボレーションを実施する。

<デパ地下惣菜とワインのペアリングを提案>
デパ地下惣菜とワインのペアリングを提案

チーズや洋惣菜に限らず、和惣菜などさまざまなフードとワインを組み合わせることで、ほかでは味わえないエノテカ池袋東武店ならではのペアリング体験を提供する。

オープン時は、「プールアンジュ キッシュロレーヌ」と「リースリング/トリンバック」のセット税込756円、「杜のこんだて鐘崎 秋刀魚竜田の甘辛みぞれあん」と「グリド甲州/中央葡萄酒」のセット1296円、「モアサラダ トリュフ薫るTOFUサラダ」と「ラメッレ/イル・ボッロ」のセット1620円を提供する。

デパ地下惣菜とエノテカのワインをセット提案するのは、広島三越に続く施策だが、本格的な客席を設けて実施するのは初めてとなる。

<櫻井社長>
櫻井社長

櫻井裕之社長は、「ワインと食のペアリングは、ワインのファンを拡大するために重要な提案であり、ワインのあるライフスタイル提案を強化する。今後も機会があれば、デパ地下惣菜とのエノテカのワインをコラボレーションさせた売場提案を行っていきたい」と語る。

オープン時は、3つのセットメニューを提案するが、今後、不定期でメニューを変更し、さまざまなフードとワインのペアリングを提案する予定だ。

<ロゼワインジュレを使ったジェラートも販売>
ロゼワインジュレを使ったジェラートも販売

ロゼワインジュレを使った大人のジェラート「クープ・ド・グラス・ロゼ」(864円)も販売し、スイーツの提案もする。

<白ワイン100選>
白ワイン100選

品そろえでは、デイリーワインからハイクオリティなワインまで、百貨店において日本最大級となる約1000種類のワインをそろえた。

特に池袋東武店では、長年人気が高い白ワインを充実させ、常設の白ワインコーナーを設置した。

エノテカの商品別販売構成比は、赤ワイン50%、白ワイン20%、シャンパン・スパークリング15%、ロゼ5%、その他10%程度。

池袋東武店では、白ワインの販売構成比が約30%と高かったため、おすすめの白ワイン100本を集めた「白ワイン100選」を提案する。

<国産ワイン50選>
国産ワイン50選

国産ワインへの関心が高まっていることから、高品質な日本ワインを集めたエノテカ・ジャパンコーナーとして「国産ワイン50選」を展開する。

<メドック特級格付全61シャトーを常設販売>
メドック特級格付全61シャトーを常設販売

専門店としての品そろえを強化するため、初めてワイン・ライブラリーで、メドック特級格付全61シャトーのワインを常設で販売する。

櫻井社長は、「当社の旗艦店でもあるギンザシックスの店舗並ぶくらいの売上を目指した。銀座のラグジュアリーなショッピングセンターとは異なる、ターミナル駅のデパ地下という立地特性を生かし、多くの人々にワインのある生活を広めたい」と語る。

<店舗中央のディスプレイ>
店舗中央のディスプレイ

今後の出店計画は、11月7日に「ルミネ荻窪」に出店するのを皮切りに、来春までに百貨店や駅ビルなどに4店を出店する予定だ。

各店舗ともバーコーナーを拡大し、ワインとフードのペアリング提案を強化する方針で、立地特性にあった店づくりを推進するという。

店舗概要
所在地:東京都豊島区西池袋1-1-25
東武百貨店池袋店プラザ館1地下1階
TEL:03-5985-2523
営業時間:月~土10時~21時、日・祝10時~20時
店舗面積:約115.5m2

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