ロレアル/表参道にLA発メイクブランドの日本初旗艦店、ミレニアルズ向け
2018年02月22日 12:00 / 店舗
日本ロレアルは3月16日、ロサンゼルス生まれのメイクアップブランド「NYX Professional Makeup」(ニックス プロフェッショナル メイクアップ)の日本第1号店となる旗艦店を東急プラザ表参道原宿3階にオープンする。
1999年誕生した同ブランドは、プロ仕様のカラフルで多種多様なメイク商品をリーズナブルな価格で提供し、2000年代に成人したデジタルネイティブのミレニアル世代に人気を誇っている。
クリエイティブで、カラフル、多様性と都会的なセンスで自分らしさを表現することをキーワードに、常にトレンドのメイクを可能にする商品をそろえている。リップ製品だけで255点、アイシャドウは148点、人気のマットリップスティックは41色ある。
アメリカでは約2000点の商品が発売されており、日本でもオープン時に900点弱投入。季節商品も加え、常時900~1000点の商品をそろえる。半年に1回定番商品も入れ替える。
新店舗では、グローバル展開しているアイシャドウやリップがそろう。商品の近くに、ビジョンを置き、メイク商品を使用したユーザーの画像を流し、商品のイメージをつかんでもらう仕掛け。
ビューティーバーのコーナーでは、美容部員とともにタブレットで、メイクのハウツー動画を見ながらメイクを習える。
若い世代がエントリーしやすい、手頃な価格にもこだわっている。メイク初心者向けのジャンボアイペンシル(税抜900円)など1000円前後、メイク好きのミドル層には1500円前後のリップ商品、メイクのプロ向けにはアイシャドウパレットなど2000~3000円の商品をラインアップしている。
ターゲットは18~34才の女性、メイクアップジャンキー。
季節商品では、餅のような感触のハイライターパレット(2100円)、アイシャドウパレット(2900円)が登場する。
同ブランドは世界60か国以上、約100店舗以上で販売している。2015年のグローバル売上は約250億円。
ソーシャルメディアを駆使し、世界のInstgramフォロワー数は1250万人以上となっている。メイクに熱心なメイクアップジャンキーが、自発的に写真や動画を投稿し、ブランドも積極的にユーザーの画像・映像を採用。SNSによる相互コミュニケーションで盛り上がる、デジタルブランドともいわれている。
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