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三越伊勢丹/2019年度「伊勢丹新宿本店」大幅刷新、デジタル化推進

2018年09月11日 17:40 / 店舗

三越伊勢丹ホールディングスは2019年度中、「伊勢丹新宿本店」をリモデルする。

<伊勢丹新宿本店>
伊勢丹新宿本店

同社が3か年計画(2018~2020年度)の中で掲げる、「収益体質の強化」(リフォーメーション)と「事業構造の転換」(トランスフォーメーション)から、トランスフォーメーションの一環として、基幹店舗の活性化に向け、三越日本橋本店に続き、伊勢丹新宿本店もリニューアルする。

2013年以降行ってきた婦人・リビング・ベビー子供カテゴリーの再開発を経て、顧客の変化に対応することを目指し、本物本質の深掘り、品揃えの幅の拡充、新しいスタイルの提案、新しい顧客体験の提供により、新たな価値創造に取り組む。

また、顧客接点拡大のため、新たなアプローチの在り方・手法をデジタルなどの技術も活用しながら拡充・構築することで、顧客のライフスタイルに合わせた新たな接点創出を目指す。

具体例としては、業務フローのデジタル化により生まれる時間や利益を、接客を通じて顧客へ提供できる価値に変えることでサービスの深掘りや、さまざまな価値提供を行う。

リモデルを通じ、伊勢丹新宿本店の方向性である「毎日が、あたらしい。ファッションの伊勢丹」の確立を目指し、カテゴリーバランスを見直しながら、世界の最新・最先端なモノ・コトが最も早く揃う店づくりを推進する。

第1期メンズ館(2018年9月~2019年春)、第2期本館(2019年春夏~2019年度中)の2段階でリモデルを実施する。

2003年に誕生し、今年15周年を迎えたメンズ館は、2018年9月から2019年春にかけ、「ファッションと拘り」という自分達の強みを見つめ直し、商品、サービス、環境の全てにおいて、グローバルな目線でさらなる磨き上げを行う。

世界最先端、最高峰のファッションの追求によるグローバルな商品とサービスを拡充。

ライフスタイルの変化と価値観の多様化に合わせ、カジュアルフロアを再編する。

さらに、個々人の欲求を満たすカスタマイズ商品の拡充と、コミュニケーション環境を充実させる。

第2期は、本館を中心に、時計、宝飾、化粧品、ラグジュアリーブランドを強化していく予定。

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