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イオン/仏オーガニック専門スーパー「ビオセボン」に出資

2018年12月13日 16:40 / 店舗

イオンは12月13日、フランス国内に拠点を置き、同国でオーガニック専門スーパーマーケットを展開するBioc’Bon SAS(BCB社)へ出資すると発表した。

出資金額は非公表だが、イオンのBCB社への出資比率は19.9%となる。

<ビオセボンの店舗>
ビオセボンの店舗

イオンと、BCB社を傘下に有するMarne&Finance Europe社は、オーガニック専門スーパーマーケットの展開を通じ、日本におけるオーガニック市場の開拓を目的とし、2016年5月に共同出資会社「ビオセボン・ジャポン」を設立した。

ビオセボン・ジャポンの出資比率はイオン50%、Marne&Finance Europe社50%で、2016年12月に国内1号店「麻布十番店」を開店した。

同社は麻布十番店の運営において、お客から支持を得て、日本におけるオーガニック市場の成長の可能性を確信したことから、2018年から新規出店を加速し、現在までに7店を展開している。

出資によりビオセボン・ジャポンは、BCB社が有する革新的な商品開発力や生鮮のバリューチェーン、在庫管理システム、IT・物流などのノウハウを積極的に活用し、成長を加速する。

BCB社は戦略委員会を新たに設置し、イオンは委員を1人を派遣する予定だ。

同委員会において、イオンとBCB社は、日本とフランスにおけるオーガニック商品開発やサプライチェーン構築などの事業戦略の議論を深める。

BCB社は、生鮮食品の在庫管理システムのほか、自動発注システムや需要予測システムが優れており、狭小店舗でバックヤード在庫がなくても品切れのない店舗を運営を実現している。

戦略委員会にイオンが直接、人員を派遣することで、人材交流を深め、BCB社が持つ優れたシステムの導入などを推進する。

イオンは、このようなBCB社とのビジネスコラボレーションを通じて、同社とより緊密な連携体制を構築し、グループをあげて日本におけるオーガニック市場の創出・拡大をけん引する。

今後もイオンは、日本のオーガニック市場拡大に積極的に取り組み、人と環境にやさしい商品を提供することで顧客満足の最大化を図る。

BCB社企業概要
会社名:Bioc’BonSAS
本社:フランスパリ
代表者:Thierry Chouraqui(ティエリー・シュラーキ)
従業員数:1400人(2018年11月時点)
店舗数:120店(2018年11月時点)
主要事業:フランスにおけるオーガニック専門スーパーマーケット

ビオセボン・ジャポン店舗概要
1号店麻布十番店
所在地:東京都港区麻布十番2-9-2

2号店中目黒店
所在地:東京都目黒区上目黒1-26-2中目黒アトラスタワー内

3号店外苑西通り店
所在地:東京都渋谷区神宮前3-42-2

4号店新百合ヶ丘店
所在地:神奈川県川崎市麻生区上麻生1-19イオン新百合ヶ丘店2階

5号店碑文谷店
所在地:東京都目黒区碑文谷5-6-1イオンスタイル碑文谷別館1階

6号店東武池袋店
所在地:東京都豊島区西池袋1-1-25東武百貨店池袋店プラザ館地下2階

7号店赤坂店
所在地:東京都港区赤坂4-3-6A-FLAG赤坂1階

8号店横浜元町店(12月14日オープン)
所在地:神奈川県横浜市中区元町5-183

■ビオセボン
https://www.bio-c-bon.jp/

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