ワークマンプラス/2020年77店体制へ、FC加盟店年商2億円目標
2019年05月28日 15:30 / 店舗
ワークマンは5月28日、新業態「WORKMAN Plus」の出店を加速し、FC加盟店の年商2億円を目指すと発表した。
今後、西日本では主に新店出店を加速化させ、関東・東海・東北では店舗改装を優先的に進める。
2020年3月末には、これまでの発表より多い77店舗体制になる予定。
内訳は路面新店39店、既存店改装29店、ショッピングセンター9店。「WORKMAN Plus」化により全国の既存店を強化し、現在FC加盟店既存店は平均年商1億円程度だが、将来的には倍の2億円を目指す。
「WORKMAN Plus」は、アウトドアウェアとスタイリッシュな作業服の2つの売場を持つ新業態。
作業服はカジュアル化が進んでおり、両売場の境界はなく、平日の朝夕は主にプロ客、昼と休日は一般客が来店している。
異なる客層が時間で使い分ける「二毛作」的な店舗になるため、これまでの新店の2倍以上の売上を目指している。
「WORKMAN Plus」路面新店は、売上が地区新店平均の2倍以上になり、路面改装店は従来の売上の2~3倍になっている。
「WORKMAN Plus」店の周辺既存店は、「WORKMAN Plus」人気で一般客が増え、売上成長率が上昇している。このため、今後の新規出店はすべて「WORKMAN Plus」となる。
同社では、関西、中四国、九州などは、ワークマンの進出が比較的遅く、店年齢の若い地域プロ客と一般客を取り込み中で、作業服の「プロ客のワークマン」のイメージが薄いため、一般客比率が高く、急成長地域とみている。
今後、「WORKMAN Plus」の路面店を積極的に出店し、さらなる一般客獲得を図る。
また、関東、東海、東北など早くから進出した地域で、ワークマンの本拠地プロ客の取り込みがほぼ完了し、高い売上と圧倒的な地域シェアを持っている。
「プロ客のワークマン」のイメージが強烈で、一般客の来店が関西などに比べ少なく、関東、東海、東北は出店密度が高く新店を出しにくいため、店舗改装とスクラップ&ビルドを中心に「WORKMAN Plus」化を進める。
5月30日には、北関東初の「WORKMAN Plus」佐野高萩店、西那須野店の2店をオープンし、同社の本拠地である北関東で、一般客の取り込みを加速する。
ワークマンの2019年3月期のチェーン全店売上は930億3900万円、純利益は98億900万円。2020年3月期はチェーン全店売上1035億円、純利益108億8900万円を見込んでいる。
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