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スターバックス/大阪・愛知53店「モバイルオーダーペイ」導入

2019年12月03日 16:20 / IT・システム

スターバックスコーヒージャパンは12月4日、公式モバイルアプリで注文決済し、レジに並ばずに商品を受け取ることができる「Mobile Order&Pay」(モバイルオーダーペイ)を大阪府、愛知県内の計53店で、新たに導入する。

<モバイルオーダーペイの利用イメージ>
モバイルオーダーペイの利用イメージ

モバイルオーダー&ペイは、レジの待ち時間を解消し、スピーディーに商品を受け取ることができるスターバックスのロイヤルティプログラム「STARBUCKS REWARDS(スターバックスリワード)」参加者だけのサービス。

日本市場への導入は、アメリカ合衆国、韓国、カナダ、香港、イギリス、中国などに続くもので、革新的な小売体験を提供するスターバックスのコミットメントを強化する。

今年6月、都内の56店でスタートして以降、多くのお客に支持され、順調に対象店舗を拡大し、サービスの拡張をしている。2019年内には都内を中心に約330店へ対象を広げ、2020年内の全国展開を目指す。

6月のサービス導入後、さまざまな角度から検証を行い、サービスの充実化を図っていた。対象メニューに、一部期間限定ドリンクやフードを加え、さらに子ども連れでレジの列に並ぶ場面や買い物中で手がふさがっている時など、席に座ってからゆっくり注文できる機能を新たに追加した。

従来は、持ち帰りの利用を対象としたサービスだったが、店内飲食時でも、席を確保してから、公式モバイルアプリを通じて注文決済し、商品を受け取ることが可能になった。

ドリンクは、ドリップコーヒー、コールドブリューコーヒー、カフェミスト、スターバックスラテ、カフェアメリカーノ、キャラメルマキアート、ティーやフラペチーノなど、定番商品を用意した。

ミルクの変更(低脂肪タイプ、無脂肪乳、調整豆乳、ブレべ)、ディカフェエスプレッソ変更、エスプレッソショット追加、ホイップクリームの追加、シロップ追加(バニラキャラメルアーモンドトフィー)などのカスタマイズにも対応する。

フードも充実しており、サラダラップ、ハム&マリボーチーズ石窯フィローネ、チョコレートチャンクスコーン、シュガードーナツ、アメリカンワッフルなどを注文できる。

<オーダー手順>
オーダー手順

オーダー手順は、スターバックスの公式モバイルアプリを開き、ホーム画面で「オーダーする」をタップ。店舗、利用方法(持ち帰り、または店内飲食)、商品、カスタマイズを選択する。

オーダーを確定し、登録済みのスターバックスカードで決済すると、店舗の受け取りカウンターで、ドリンクやフードを受け取ることができる。なお、店内飲食を選んだ場合でも席席の予約はできない。

今後も、デジタル革新によりカスタマーの利便性をさらに向上し、スターバックス体験の強化に努めるという。

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