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三井不動産/渋谷に公園・商業一体型新商業ブランド「レイヤード」

2020年07月02日 16:10 / 店舗

三井不動産と三井不動産商業マネジメントは7月2日、東京都渋谷区神宮前に公園と商業施設一体型の新商業施設ブランド「RAYARD(レイヤード)」を開業すると発表した。

渋谷区と官民連携のPPP(パブリックプライベートパートナーシップ)事業として、渋谷区立宮下公園・商業施設・ホテルが一体となった新しい形のミクストユース型施設「MIYASHITAPARK」の開発を進める一環。

<MIYASHITA PARK外観>

商業施設を、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、混雑と3密緩和のため7月28日から段階的に開業する。

また、商業施設名称を「RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤードミヤシタパーク)」と決定し、「RAYARD」を今後展開する公園一体型の商業施設の新ブランドとする。

「MIYASHITA PARK」内商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」とホテル「sequence MIYASHITA PARK」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況に鑑み開業を延期していた。

7月28日に物販店舗とサービス店舗がオープン、8月4日に飲食店舗と食物販店舗がオープンする。

「RAYARD」とは、年齢や性別問わず誰もが訪れ、楽しむことができるパブリックスペースである公園と、商業施設を一体化して運営を行うことで新しい価値と体験を訪れる人に提供する、三井不動産の新たな取り組み。

さまざまな「ヒト・モノ・コト」が集まり、それらが複層的に交わることで、新しい価値が生まれる場所という想いを込め、「層・重なり」という意味の「LAYER」に、「RAY(光)+YARD(庭)」=光の当たる庭という意味を加え、「RAYARD」と名付けた。

今回開業する「RAYARD MIYASHITA PARK」は、「RAYARD」ブランド第1号施設。北街区3階では街の賑わいだけでなく公園の緑を感じられる開放的な歩行空間とするとともに、施設全体を覆う緑の天蓋により、「MIYASHITA PARK」と「RAYARD MIYASHITA PARK」全体を公園としてデザインした。

9月18日には、「RAYARD」ブランド第2号施設として、名古屋市とのPark-PFI事業として開発を進めている愛知県名古屋市久屋大通公園に「RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤードヒサヤオオドオリパーク)」の開業を予定している。

■MIYASHITA PARK計画概要
街区・施設名称:MIYASHITA PARK
公園:渋谷区立宮下公園
商業施設:RAYARD MIYASHITA PARK
ホテル:sequence MIYASHITA PARK
所在地:東京都渋谷区神宮前6-20-10他
交通アクセス:JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、東京メトロ半蔵門線、銀座線、副都心線、東急東横線、田園都市線、京王井の頭線「渋谷」駅から徒歩約3分
竣工年月日:2020年4月30日
商業施設開業年月日:2020年7月28日から段階的に開業
事業主:三井不動産
運営:渋谷区立宮下公園宮下公園パートナーズ
(構成企業:三井不動産、西武造園)
商業施設:三井不動産商業マネジメント
ホテル:三井不動産ホテルマネジメント
プロジェクトアーキテクト:日建設計
設計・施工:竹中工務店
構造規模
商業棟:南街区1階~4階1万1846m2(駐車場・駐輪場含まず):S造
北街区地下1階~3階1万2018m2(駐車場含まず):S造SRC造RC造
ホテル棟4~18階(240室):S造
駐車場:375台:南街区97台北街区278台(内、243台が都市計画駐車場)
全長:約330m
敷地面積:約1万740m2
延床面積:約4万6000m2

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