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阪急電鉄/京都市の高架下商業施設「TauT 阪急洛西口」第3期開業

2021年01月15日 17:30 / 店舗

阪急電鉄は2月1日、京都市と連携しながら開発を進めている「TauT 阪急洛西口」の第3期エリアをオープンする。

「TauT 阪急洛西口」は、阪急京都線・洛西口駅付近の連続立体交差化事業(鉄道高架化)により生み出された総延長約1km、敷地面積約1万1200m2の高架下空間となっている。

<第3期エリアの外観イメージ>
第3期エリアの外観イメージ

2015年12月に阪急電鉄と京都市との間で、京都市西京区エリアのまちづくりに関する包括的な連携協定が締結され、それ以降、街の魅力を高め、「訪れたい」「新たに住みたい」「将来にわたって住み続けたい」と思ってもらえるエリアを目指して順次開発を進めてきた。

第3期エリアの完成により、「TauT 阪急洛西口」は全体開業を迎え、鉄道高架化により新たにできた高架下空間に、物販やサービス・飲食店などの店舗や施設が軒を連ねることになる。

洛西口駅では、開業した2003年の1日あたりの乗降人員は約6000人だったが、2019年には約1万3000人となり、年月を重ねるごとににぎわいを増してきている。

<第3期エリア>
第3期エリア

第3期エリアには、オフィスや物販店舗として使用できるシェア施設「SHARE DEPARTMENT」が関西初出店する。音楽・カルチャー教室、貸しスタジオ「JEUGIA フォーラム」、卓球スクール、卓球コートのレンタル「COMFY ARENA」も出店する。

また、ランニング専門のジム、ランニンググッズ販売の「トレイルフェストプラス」、体操教室の「ファイブM」も誘致した。

そのほか、高架下に広がる約90mの開放的な空間で、誰でも気軽に利用できる「トートひろば」設置した。ヨガなどの地域交流のサークル活動のほか、ワークショップや体験会、マルシェイベントなどで使用する場合には、事前に予約することもできる。

今後も、「TauT 阪急洛西口」が継続して賑わいのあるエリアとなるよう、地域住民をはじめとする関係者と連携を図りながら、さまざまな活動に取り組むという。

■「TauT 阪急洛西口」第3期エリアの計画概要
計画地:京都市西京区川島六ノ坪町10-2ほか
敷地面積:約6234m2(高架下全体の敷地面積は約1万1200m2)
延床面積:約1103m2(高架下全体の延床面積は約3322m2)
構造・階数:鉄骨造・地上1階
設計・監理:阪急設計コンサルタント
施工:イチケン
駐車場:コインパーキング計43台

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