みなとみらい21/中央地区53街区にオフィス・商業・ホテルの大型複合施設
2021年04月16日 16:10 / 店舗
大林組、京急、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EASTの5社は4月15日、共同開発中の「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」を着工したと発表した。
完成は、2024年3月末を予定している。
みなとみらい21中央地区53街区は、みなとみらい線「新高島」駅の至近に位置し、ターミナル駅である横浜駅から徒歩8分、羽田空港までは京急線「横浜」駅から約30分と高い交通利便性を有している。また、歩行者ネットワークとしてみなとみらい21中央地区の拠点となる駅や施設を結び、人々の多様な遊歩空間を形成している「グランモール軸」と「キング軸」が交差する結節点に位置するなど、みなとみらい21中央地区の活性化に向けた新たな核となる街区となっている。
同プロジェクトは、総延床面積約18万m2を超えるオフィス・ホテル・店舗などで構成される、2棟構成の大規模複合開発物件。各社のノウハウを最大限に活用し、オフィス、ホテル、店舗などで構成される2棟(WEST棟、EAST棟)を建設するとともに、魅力あるコモンスペース(広場状空地)を整備したな活気を生み出すことを目指す。
WEST棟は、基準階専有面積3360m2を有するオフィスを主な用途とし、上層部は京急グループの新築では初出店となる「京急EXホテル」、低層部はヤマハのブランド発信拠点、店舗で構成される、新高島駅周辺の新たなシンボルとなる多機能交流拠点を企画している。
EAST棟は、基準階専有面積2796m2を有し、様々な企業が本社、研究開発拠点として利用することを視野に入れたオフィスを主な用途とする。低層部にオープンイノベーションスペース、店舗がそろう。
両棟の低層部は、ヤマハのブランド発信拠点のほか、飲食や物販などの店舗、オープンイノベーションスペースに加え、「ランブリング(気ままなぶらぶら歩き)」をコンセプトにしたコモンスペース(広場状空地)を設置する。
みなとみらい21中央地区の骨格となる都市軸、コモンスペースに沿って、オフィスワーカーのサポート店舗を中心に、働く人・学ぶ人・泊まる人・住む人・遊ぶ人を幅広く受け入れる商業施設が登場。音・音楽を通じて文化を育んできたヤマハのコンテンツを提供する、ヤマハのブランド発信拠点を計画している。
近年、多くの音楽関連施設が集積するみなとみらい21中央地区の魅力、ブランドイメージの向上に貢献していく。
WEST棟の高層部には、京急グループの宿泊特化型ホテルの上位グレードとなる「京急EXホテル」が、横浜エリアに初出店する。全室20m2以上の客室(計150室)に加え、地上130mには幅広い客層が利用できるオープンなロビー・大浴場・レストランを配置し、横浜の眺望を楽しみ、くつろげる空間を目指す。
さらに、横浜駅方面からのペデストリアンデッキを延伸し敷地内に引き込み、雨に濡れない快適な歩行者ネットワークを構築する予定だ。
■計画概要
所在地:横浜市西区みなとみらい5-1-1他
交通:みなとみらい線「新高島」駅徒歩1分
JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅徒歩8分
事業者:大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST
敷地面積:2万620.58m2
建物延床面積:18万3132.29m2
設計施工者:大林組
工期:2021年4月~2024年3月末
■WEST棟
高さ:約158m
階数:地上30階、塔屋2階、地下1階
フロア構成
26~30階 ホテル
25階 全体共用
5~24階 オフィス
4階 全体共用
3階 店舗
2階 店舗
1階 駐車場、店舗、オープンアトリウム
■EAST棟
高さ:約90m
階数:地上16階、塔屋1階、地下1階
フロア構成
5~15階 オフィス
4階 全体共用
3階 オフィス、店舗
2階 店舗
1階 駐車場、店舗、オープンイノベーションスペース、オープンアトリウム
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