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トライアル/AI活用の「スーパーセンタートライアル名古屋茶屋店」オープン

2021年10月13日 15:10 / 店舗

トライアルカンパニーは10月13日、東海地方初のスマートストアとして「スーパーセンタートライアル名古屋茶屋店」(名古屋市港区)をオープンした。

<名古屋に東海地方初のスマートストア>
東海地方初のスマートストア

スマートストアとは、トライアルグループのIoT機器やAI技術を導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にしたりする店舗形態。「名古屋茶屋店」は、自社開発の「スマートショッピングカート」を約200台、「リテールAIカメラ」を約30台導入する(今後拡大予定)。デジタルサイネージ約50台も運用し、「レジ待ちなし」「顧客と商品のマッチング」など、リアル店舗の機能拡張、価値増大を図る。

<東海・中部エリア限定の味噌かつ丼>
東海・中部エリア限定の味噌かつ丼

また、全国各地に展開するトライアルは取扱商品のローカライズも進めており、今回は、東海・中部エリア限定での味噌かつ丼、とんてき丼、ゆかり天むすといった惣菜商品の販売を開始。トライアルグループ「明治屋」が手掛ける自社の惣菜ブランド「こはく本舗」は、「食のプロ」が作ったレシピをもとにした店舗内調理によって、作りたてのおいしさを提供する。

<東海・中部エリア限定とんてき丼>
東海・中部エリア限定とんてき丼

「スマートショッピングカート」は、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するスキャナーで顧客自らが商品バーコードを読み取ることで通常のレジでの商品登録、会計の手順を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができる。レジ待ちの時間を大幅に短縮するとともに、店舗オペレーションの省力化を実現する。売場でスキャンした商品に応じたレコメンドを、カート付属のタブレット画面に表示したりその場で使えるクーポンを配信したりするといった機能も搭載している。

スマートショッピングカートは、全国266店舗のトライアルのうち46店舗で合計約4700台が稼働中だ(名古屋茶屋店を含む)。

「リテールAIカメラ」は、小売店での使用に特化したAIエンジン搭載カメラ。商品棚の監視、顧客の店内での動線分析を行うことで、発注、補充オペレーションの最適化を図り、顧客が欲しいものを欲しい時に購入できる、快適な売り場づくりに寄与するもの。リテールAIカメラは、トライアル63店舗で合計約3600台を導入している。

「デジタルサイネージ」を活用し、店舗全体もしくは売場単位で、全ての機体が同一の音声付き動画・静止画を表示する「フィーバータイム」、惣菜売場で作りたて・揚げたて商品の品出しを知らせる「できたて動画」なども配信する。デジタルサイネージは、トライアル35店舗で約1100台設置している。

■スーパーセンタートライアル名古屋茶屋店
住所:愛知県名古屋市港区秋葉2-74-1
店舗面積:約4297.51m2
取扱商品:生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品など
営業時間:24時間(年中無休)
電話番号:052-304-8400
駐車場:291台
https://www.trial-net.co.jp/shops/view/529

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