JR九州/来春、長崎駅高架下「長崎街道かもめ市場」開業

2021年10月27日 15:40 / 店舗

JR九州は10月27日、2022年秋の西九州新幹線開業に先駆けて、2022年春に開業を予定する長崎駅高架下商業施設の「施設名称」と「出店テナント」を発表した。

施設名称は「長崎街道かもめ市場」で、長崎の銘菓や物産、地元食材やご当地グルメメニューで県内外のお客をもてなす。施設の開業を皮切りに、西九州新幹線開業、そして2023年秋の新長崎駅ビル開業へと、長崎駅は進化し続ける。

<長崎街道かもめ市場>
長崎街道かもめ市場

施設は、「ながさきファースト」を開発コンセプトに、「長崎らしさ」を発信し「長崎が県内や県外・世界と繋がる」、「長崎の元気をつくる」、また「自然と毎日立ち寄りたくなる」 場所を目指す。

かつて長崎街道が、長崎に伝来した文化や技術を全国に伝える架け橋であったように、西九州新幹線かもめが新たな架け橋となり、長崎街道かもめ市場より、長崎の魅力を全国へ発信する。

<土産(物販)ゾーン イメージ>
土産(物販)ゾーン イメージ

店舗構成では、アミュプラザ長崎のお土産ゾーンから移転する13店舗に、長崎県内各地のバラエティ豊かな14店舗が新たに加わり、総勢27店舗の市内最大級のお土産ゾーンとなる。目の前で調理を行う実演ゾーンを設けており、でき立て・アツアツの商品をイートインコーナーで楽しめる。

<横丁ゾーン 内部イメージ>
横丁ゾーン 内部イメージ

また、海鮮・魚串・和牛などバラエティ溢れる専門店と、長崎の地酒が楽しめる横丁ゾーンが誕生する。各店舗間の間仕切壁を無くすことで、ゾーン全体が一体的な横丁空間として賑わいを醸し出す、これまでの長崎にはなかった食体験を提供する。

感染症対策として、店内外壁側にイースターカーテンを設置し屋外との自然換気が可能な開放的な店内環境とすることで、お客が安心安全に利用できる環境づくりに取り組む。

ご当地ゾーンでは、ちゃんぽん・皿うどんなどの「長崎中華」、全国区の知名度を誇る「五島うどん」「トルコライス」、そして魚種の豊富さ日本一という「長崎の海の幸」など、長崎を代表するご当地グルメを人気店が届ける。観光客にとっては「長崎らしい」、そして地元の人々にとっては「なじみ深い」ご当地メニューの数々を、気軽に楽しめる。

<店舗配置図>
店舗配置図

デイリーサービスゾーンでは、日常的に駅を利用するお客にとって、あったらうれしい店舗をそろえた。通勤通学時の立ち寄りに便利なコンビニ・ベーカリー、電車の待ち時間や手軽な食事に便利なファーストフード、そして近隣のオフィスワーカーや出張者に便利なビジネスサービスがそろうことで、駅利用客の利便性を高める。

<高架下商業施設位置図>

■長崎街道かもめ市場
所在地:長崎市尾上町1番地67(JR長崎駅改札正面)
延床面積:4400m2
店舗面積:2200m2
出店店舗:計54店舗(ATM7社含む)
土産27店舗、飲食14店舗(横丁ゾーン8店舗・ご当地ゾーン6店舗)、
デイリーサービス13店舗(コンビニ・ベーカリー・ファーストフード・ATM等)

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