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イオン/岐阜に「イオンモール土岐」140店舗出店、来館目標約650万人

2022年08月25日 16:10 / 店舗

イオンは10月7日、岐阜県土岐市に新たな商業施設「イオンモール土岐」をグランドオープンする。

<イオンモール土岐>
イオンモール土岐

同モールは岐阜県南東部に位置し、東海環状自動車道「土岐南多治見IC」から北へ2㎞と市内外からのアクセス性に優れ、広域からの集客にも期待できる立地。「さあ、ココロはずむトキを」をコンセプトに、1日ゆったりと過ごせるテラス席を設けた芝生エリア、温浴施設や大型エンターテインメント施設、話題のライフスタイル型ショップなど約140店舗がオープンする(東海初20店、 岐阜県初26店舗、地元企業22店舗)。

平日の商圏は車で30分以内、10~12㎞圏内、約11万世帯・約35万人、週末は車で30~40分、20~30㎞圏内を想定している。来館目標は年間約650万人を見込む。

核店舗は東濃エリア初出店となる「イオンスタイル」。サブ核店舗はH&M、GU、Joshin、カプコンが手掛けるアミューズメント施設MIRAINO、外部棟にはとき温泉KAMABA(温浴施設)、ゴーカートサーキット場、住宅展示場がそろう。

また、ニューノーマルの生活スタイルの変化に対応し、デジタル施策を強化している。「デジタルサイネージを活用した専門店スタッフによるおすすめ商品の配信」を開始。1階メイン通路の天井部に設置したデジタルサイネージによる新たな映像体験「3Dアート映像」を放映する。動物や風、水しぶきなど自然をモチーフにしたさまざまな3D演出を体験できる。

デジタルサイネージを搭載したロボットが、AIによる自動運転技術により、館内を自動で走行。疲れず楽しくショッピングしたいという要望に応え、安心して操作ができるハンドル設計、長時間乗っても疲れにくいクッション性の高いシート採用したアイシンの提供する「ショッピングモビリティ」の実証実験を行う。

<ゆったりと自然も楽しめるSCと藤木専務>
ゆったりと自然も楽しめるSCと藤木専務

イオンモールの藤木光広専務取締役 CX創造本部長は「コロナ禍でアウトドアが人気になっている。自然の中でゆったり過ごしたい生活者のニーズに応えて、オープンテラスのTOKINIWA TERRACEを設置した。イオンモール Nagoya Noritake Gardenの知見を生かし、庭を眺めながら食事ができるようにした。天然芝を使っており、子どもが安心して遊べる場として楽しんでもらいたい。専門店は、近隣のアウトレットモールと差別化を図り、食やアミューズメント施設を強化した」と述べた。

<TOKINIWA TERRACE>
TOKINIWA TERRACE

アミューズメント施設では、外部棟のゴーカートサーキット場「Amazing Kart ISK」がオープン。小学生から大人まで楽しめる全長450mの迫力ある本格サーキットに加え、2歳~6歳専用のキッズコースも完備している。免許不要で、誰でも簡単に運転できるマシンを用意している。

大型SUV専門店「グッドスピード MEGA SUV」は、国産・輸入車など、人気のSUVや環境に優しいクリーンディーゼル車、希少なMT車、限定車など、常時200台以上を展示、販売する。その他、アクティブシニアに人気の輸入バイク、ハーレーダビッドソンも取り扱う。

敷地内には指定整備工場を併設し、車の点検車検・保証修理も対応する。

温浴施設「とき温泉KAMABA」は、岐阜県産木材を使用した内装と家具、美しいタイルと石で彩られた岩盤浴室を4部屋設置。9種類の風呂とサウナ、深い水風呂、開放的な広い露天風呂を備え、地下1500mから湧き出る天然温泉を楽しめる。

温浴施設と隣接する家族のくらし展示場「DAIMARUパーク」は、公園やカフェ、不動産など癒やしとくらしをサポートする複合施設となっている。

食の充実では、1階に、緑豊かな芝生エリアが広がる「TOKINIWA TERRACE(トキニワテラス)」と隣接し、開放的なテラス席を設けたレストランがオープン。2階フードコートにも、屋外テラスを設け、オープンエアの中、ゆったりと食事を楽しめる空間を設置した。

<TOKINIWA DINING>
TOKINIWA DINING

レストラン「TOKINIWA DINING(トキニワダイニング)」では、四季折々の景色を楽しみながら、食事ができるテラス席を用意している。内部通路にもさまざまな木々を配置した。心地よい自然を感じる食の空間に、和洋中バラエティー豊かな13店舗が出店する。

洋食は、地元で人気焼き肉店馬力家がジューシーでうま味のあるひき肉を使用したハンバーグ専門店「馬力家」が新業態で出店。中華では、ミシュランガイドにも掲載されたしょうゆラーメンが人気の「麺屋もり田」が登場する。和食では、豊洲市場と産直ルートからの新鮮食材が自慢の定食と丼ぶりを提供する「築地食堂源ちゃん」が東海初出店する。

カフェでは、緑に囲まれた空間でコーヒーを提供する「BOTANICAL CAFE Grefee」、シアトル生まれのスペシャリティコーヒーストア「スターバックスコーヒー」、名古屋発祥の人気店「コメダ珈琲店」がそろう。

フードコート「FOOD FOREST(フードフォレスト)」は、土岐市を代表する産業である陶器やタイル工房を感じる雰囲気の中で、食事を楽しめる空間を演出。客席は約1000席を備え、内装材やファーニチャーには、土岐市内で生産されたレンガやタイルを利用した。

大きく開放可能なサッシを設け、屋外テラス席を完備した。話題のスイーツやイタリアン、和食など、幅広い世代に親しまれる11店舗がオープンする。

<TOKI MARCHE>
TOKI MARCHE

1階の食物販ゾーン「TOKI MARCHE(トキ マルシェ)」はイオンスタイルに隣接し、屋外マルシェのような開放的な吹き抜け空間に、話題のグロッサリーや総菜、和洋菓子など13店舗が出店する。

信濃の農産物や加工食品を展開するローカルフード専門店「FAVERS」、北海道の名品を扱う人気の「北海道うまいもの館」、厳選された上質な茶葉を店舗で毎日丁寧に抽出して、ミルクティーなどを提供する「ゴンチャ」などを導入する。

ライフスタイル関連の店舗では、キャンピングカーや自転車などを販売する専門店「Toy-Factory」がオープンする。キャンピングカーの貸し出しをはじめ、アウトドア用品も豊富に取り扱う。

本格的なアウトドアグッズから、余暇を楽しむレジャーグッズまで豊富に品ぞろえする大型アウトドア専門店「スポーツオーソリティ アウトドアステージ」が岐阜県初登場。初心者からベテランまで、歴史ある信頼のギアとアイテム、アウトドアライフを提案する体感型アウトドアストア「ogawa GRAND lodge」が岐阜県初出店する。

さらに、書店とカフェが融合した「TSUTAYA BOOKSTORE」が、約1700m2の広さでオープン。店内に併設される「タリーズコーヒー」でくつろぎながら、書籍やカフェを楽しむことができる。イベントスペースやギャラリーコーナーも併設した。

■イオンモール土岐
所在地:岐阜県土岐市土岐津町土岐口1372番地の1
核店舗:イオンスタイル土岐
サブ核店舖:H&M、スポーツオーソリティ アウトドアステージ、GU、MIRAINO、Joshin
外部棟:とき温泉KAMABA(温浴施設)、DAIMARUパーク(家族のくらし展示場)、Amazing Kart ISK(ゴーカートサーキット場)、総合住宅展示場 ハウジングパーク(総合住宅展示場)、サンビーナス土岐SS(ガソリンスタンド)、グッドスピード MEGA SUV(大型SUV専門店)
専門店:約140店舖
敷地面積:約20万3000m2
延床面積:約7万2000m2
総賃貸面積:約4万9000m2
建物構造:鉄骨造 地上2階建
駐車台数:約3600台
駐輪台数:約400台
設計・施工:鹿島建設
開店日:2022年10月7日グランドオープン
営業時間:専門店 10時~21時
レストラン 11時~22時
イオンスタイル土岐 8時~22時
※一部営業時間が異なる売り場あり
休業日:年中無休
従業員数:約1600名(内、イオンスタイル土岐 約200名)
基本商圏:車30分圏・10~12km圏内・約11万世帯・約35万人
https://toki.aeonmall.com

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