月島エリア/「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可

2022年11月21日 15:00 / 店舗

三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大成建設の3社は11月21日、東京都中央区で権利者と推進している「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」(施行者:月島三丁目南地区市街地再開発組合)が、11月17日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けたと発表した。

<建物完成イメージ>
建物完成イメージ

プロジェクトは、東京メトロ有楽町線「月島」駅と、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅の間に位置し、清澄通りに面した約1.0haの区域。地区内は、築年数の経過した木造家屋の密集や広場の不足等の課題を抱えており、防災機能の向上と都市機能の更新が求められている。

A敷地に地上48階地下1階、制振構造、総戸数744戸の共同住宅と商業施設を整備し、B敷地に地上2階建の商業施設と保育所を整備することで、にぎわいを創出し、安心して子育てができる環境を整える。

また、歩道状空地の確保により、ゆとりある歩行者空間を整備し、災害時の避難スペース・緊急車両の進入経路を確保する。さらに、地域に開かれたオープンスペースとして緑あふれる広場を設置するとともに、建物内の一部には帰宅困難者や地域住民のための避難・一時滞在施設を用意することで、防災機能の向上を図る。

引き続き、権利者とともに、2027年度の竣工を目指し事業を推進する。

今後も多様化するライフスタイルに応える環境を提供するとともに、安全・安心で末永く住み続ける街づくりを推進することで、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献する。

<計画地>
計画地

■事業概要
事業名:月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業
施行者:月島三丁目南地区市街地再開発組合
所在地:東京都中央区月島三丁目27番の一部、28番、29番、30番(住居表示)
区域面積約1.0ha
建築物の敷地面積:A敷地約5600m2、B敷地約900m2
建築物の延床面積:A敷地約7万6000m2、B敷地約1200m2
建築物の主要用途:住宅、商業、保育所
住宅戸数:744戸(予定)
事業推進コンサルタント:本郷計画事務所
設計会社:佐藤総合計画(基本設計)
大成建設・佐藤総合計画設計共同企業体(実施設計)
施工会社(予定):大成建設(特定業務代行者・事務局)
参加組合員:三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大成建設

■月島エリアの関連記事
月島エリア/総事業費850億円「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

店舗 最新記事

一覧

三井不動産に関する最新ニュース

一覧

野村不動産に関する最新ニュース

一覧

大成建設に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧