月島エリア/総事業費850億円「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工
2022年11月07日 15:00 / 店舗
月島三丁目北地区市街地再開発組合はこのほど、東京都中央区月島三丁目で事業を推進する「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」において、起工式を執り行い、着工した。
事業は市街地再開発事業として着工しており、周囲の特性や環境等に配慮し、住宅・店舗・保育所・デイサービスが入る地上58階建てのタワーマンションを中核としたA街区、低中層建築物によるB-1街区(障がい者グループホーム等)・B-2街区(住宅他)の構成で建築を進めている。総事業費は約850億円となっている。
該当地区は、「月島もんじゃストリート」で有名な「西仲通り商店街」に面する場所に位置している。地区内は、築年数の経過した木造家屋が多く地域防災性の向上が課題となっており、また、隅田川と商店街の連続性、バリアフリー配慮の歩道整備や交流を生み出す公共施設、災害時にも活用できる広場の創出など、都市機能の更新が求められていた。
事業では、土地の合理的かつ健全な高度利用、都市機能の更新を行うとともに、エリアのランドマークとなるタワーマンションを中核とした、快適な生活環境と多様で魅力的な複合市街地の形成を進める。今後も、商店街の賑わいや潤いある水辺環境を備える月島ならではの特性を活かし、都心を支える居住機能の強化と地域防災性の向上を図る。
■事業概要
地区名称:月島三丁目北地区
地区面積:施行地区約1.5ha
総事業費:約850億円
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