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東宝日比谷プロムナードビル/ドイツ家電「ミーレ」体験型店舗が登場

2023年03月15日 15:20 / 店舗

ミーレジャパンは3月16日、東宝日比谷プロムナードビル(東京都千代田区)1階に「Miele Experience Center(ミーレ・エクスペリエンス・センター) 日比谷」をオープンする。

3月15日、メディア向け内覧会が開催された。

<店舗外観>

ミーレはドイツ創業の家電メーカーで、長期使用を前提としたビルドイン製品が特長。キッチン用の調理機器やランドリー製品などを販売する。ドイツ国内の主要8箇所を含む計15箇所の製造工場では、厳格な製品テストを行い、高品質を維持しているという。

直営店である「Miele Experience Center」の出店は5店舗目で、今後も店舗数を増やしていく考えとのこと。今回オープンする日比谷の店舗は、東京ミッドタウン側の路面に位置する。客単価は50万~100万円を想定。

いつでも入店可能だが、事前に予約をしておくことで、優先してスタッフの案内を受けられる。周囲にレストランが多く、食文化の盛んな日比谷の街を回遊する感度の高い顧客に向けて、上質な暮らしを実現するミーレ製品を訴求していく。

<ミーレジャパンの冨田社長>

ミーレ・ジャパンの冨田 晶子代表取締役社長は、「日比谷の立地に惚れ込み、今日までスタッフ一丸となり準備を進めてきた。本物志向が集まる日比谷において、食にこだわったプレミアムな体験を提供し、ミーレのブランド・製品の魅力を余すことなく伝えていきたい」と期待感を露わにする。

ミーレ製品は高品質・高単価なため、これまでは富裕層向けの販売が主であったが、コロナ禍を機に裾野が広がりつつある。ミーレ・ジャパン マーケティング部の石原 安紀子コミュニケーション統括マネージャーは、「コロナ禍以降、ファミリー層の顧客が増えた。20~30代の夫婦も多く来店し、おうち時間をより豊かにしたいと考える人が増えている」と話す。

特定の年代に関係なく、上質なライフスタイルを求める客層に向けて拡販する。

<ミーレ家電を体験「サステナキッチン」>

同店では初の取り組みとして、ミーレの家電製品を体験しながら調理できる「サステナキッチン」を実施する。1日1回、1組4名を目安に行う。参加費は1人あたり税別3000円。プログラムの所要時間は、調理・食事を合わせて2時間を想定している。次回開催は4月15日、ホームページから予約可能だ。

<東宝日比谷プロムナードビル外観>

ミーレが出店する「東宝日比谷プロムナードビル」ではこのほか、1階にイギリスの自動車を扱う「ジャガー・ランドローバー日比谷」、フランスのファッションブランド「LACOSTE 日比谷店」が出店。2階に紅茶専門店「LE SALON DE NINA’S」、フランス料理店「Drape TOKYOKAIKAN」、「GODIVA cafe Hibiya」がオープンする。地下フロアには、ヘアサロンや「焼肉トラジ」、コメ兵の買取センターなどが並ぶ。

■Miele Experience Center 日比谷
所在地:東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝日比谷プロムナードビル1階
営業時間:11時~20時
定休日:無し
展示・販売製品:ビルトイン調理機器(オーブン、IH・電気クッキングヒーターほか)、ビルトインコーヒーマシン、ビルトイン食器洗い機、ランドリー機器(洗濯機、乾燥機、洗濯乾燥機)、掃除機、純正洗剤・アクセサリー
特設サイト:https://life.miele.co.jp/lp/mec-hibiya/

■東宝日比谷プロムナードビル
建築主:東宝
設計施工:竹中工務店
用途:オフィス、店舗、駐車場
階数:地下2階、地上11階、塔屋1階(建物高さ54.5メートル)
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
敷地面積:1492m2
延床面積:1万6694m2
アクセス:東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷駅」直結、都営三田線「日比谷駅」徒歩3分/JR線「有楽町駅」徒歩3分、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」徒歩4分/東京メトロ丸の内線「銀座駅」徒歩4分、銀座線「銀座駅」徒歩8分

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