流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオンリテール/イオン武蔵狭山店跡地に「そよら武蔵狭山」再出店

2023年09月01日 17:20 / 店舗

イオンリテールは9月26日、埼玉県狭山市で2020年に閉店した「イオン武蔵狭山店」跡地に「そよら武蔵狭山」をオープンする。「そよら」は小商圏の新フォーマットとして展開する都市型ショッピングセンターで、埼玉県初出店となる。

<そよら武蔵狭山>

イオンリテール執行役員の永山久美子北関東カンパニー支社長は、「そよら武蔵山は、売場面積が全体で約6980m2で、さほど大きなショッピングセンターではない。全ての商品を扱うことができない中で、地域のお客様に普段使いしていただけるような、地域のお客様の生活を豊かで便利なものにさせていただけるような品揃えを厳選して行う。例えば、地元商品として、店舗近隣にはイオンアグリの農場があり、当日の朝収穫したオーガニック野菜を店頭に並べる。また、15名の地元生産者から出荷される新鮮野菜を提供する。また、手軽さとおいしさを両立した冷凍食品は、需要が拡大しているため、地域最大級の品ぞれえとなる約1000品目を展開する。衣料品では、新たな挑戦として、カジュアル衣料とインナーウェアという普段の生活に特化した品揃えを、ワンストップで気軽に選べる売場を提案する」と施設概要を解説した。

<永山北関東カンパニー支社長>

また、執行役員の蓑原邦明SC本部長は、「そよらは、2020年度から都市部における生活ニーズを満たす新たなフォーマットとして、出店を開始している。武蔵狭山は、全国で6店舗目、埼玉県内では初めての出店となる。狭山市は、住みやすい住宅地であり、県下有数の工業都市として発展してきたエリアで、新しいファミリー層、昔から住む方が多くいらっしゃる街となっている。そよら武蔵狭山は、国道16号線沿いの幹線道路に面しているほか、狭山市駅から徒歩9分という立地にある。そこで、通勤通学の動線上で気軽に足元で時短で買い物できるということと子ども連れで買い物を楽しみながら時間消費もできる、2つの価値を提供できる、そよらのフォーマットで出店した」とSC業態で出店する理由を説明した。

<蓑原SC本部長>

核店舗となるイオンスタイル武蔵狭山の蒐場広樹店長は、「イオンスタイル武蔵狭山は、『地域の日常生活に密着したお店を目指す』をコンセプトとしている。地場産品・地域の味のお届けすること、新鮮で便利な暮らしに寄り添った食を充実させること、ヘルス&ウェルネスの領域の品揃えをしっかりして提案すること、日常使いの衣料、カジュアル衣料を新規展開する、大きく4つの取り組みを進める」と店舗の特徴を述べた。

<蒐場店長>

狭山市とイオンは、2022年11月に狭山市内における地域の一層の活性化及び市民サービスの向上を図ることを目的に、包括連携協定を締結している。今回、オープンする「そよら武蔵狭山」は、狭山市とも連携し、地域住民の健康的で豊かな暮らしによりそった「通う」「集う」「つながる場」として、“都市生活に必要なモノが揃い、日々の暮らしをもっと楽しく便利にする、毎日のように自然と通う生活拠点”そして“子どもを連れて、一番快適に過ごせる身近な施設”を目指すという。

■そよら武蔵狭山
所在地:埼玉県狭山市入間川3ー31ー5
敷地面積:約1万8,600m2
売場面積:約6980m2
駐車台数:310台
駐輪台数:240台(バイク43台)
SC構造:地上2階建て(2階の一部は駐車場)
核店舗:イオンスタイル武蔵狭山
営業時間:食品8時~23時
非食品9時~22時
イオン薬局(調剤)9時~20時
専門店(飲食除く)9時~21時
専門店(飲食)9時~22時
専門店数:15店舗

■イオンリテールの関連記事
イオンリテール/大阪府岸和田市「イオン東岸和田店」跡地にSC「そよら」

関連記事

店舗 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧