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横浜・上瀬谷地区/商業施設・テーマパークで再開発、来街目標1200万人

2023年09月14日 16:30 / 店舗

横浜市は9月14日、旧上瀬谷通信施設地区「観光・にぎわい地区」(横浜市旭区・瀬谷区)の事業予定者を三菱地所に決定したと発表した。

<商業施設・テーマパークで再開発>
商業施設・テーマパークで再開発

三菱地所は「KAMISEYA PARK(仮称)~世界に誇るジャパンコンテンツとジャパンテクノロジーを活用したワールドクラスの次世代型テーマパーク~」を提案。日本のコンテンツ産業の成長に貢献するジャパンコンテンツの創造・発信拠点、テーマパークのグッズショップ、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど、テーマパーク来場者の利便性向上に寄与するテナントを集積した商業施設(駅前ゾーン:約7万m2)などを開発する。

カフェ、レストラン、市民や地域の人々が、日常的に利用できるバラエティー豊かな店舗を集積させた商業施設を設けることにより、にぎわいを創出したい考え。

<DX活用したテーマパーク>
DX活用したテーマパーク

テーマパークは、ジャパンコンテンツと最先端のジャパンテクノロジーを活用した次世代型テーマパークとなる。ワールドクラスのテーマパークにふさわしい規模(敷地面積約51ha)で計画している。

「最先端のエンターテインメントが集まるエリア」、「子供から大人まで楽しめるエリア」、「スリルあふれるエリア」など、特徴のある複数のエリアにゾーニングする。また、DX技術を活用することで、リアルのテーマパーク体験とバーチャル空間での体験を融合。テーマパーク来場前や来場後もバーチャル空間を活用した体験機会を創出する。

2031年頃の開業を予定し、開業時の来街目標は年間1200万人、将来的に1500万人超を目指す。

旧上瀬谷通信施設は、2015年6月に米国から日本へ返還された米軍施設跡地。豊かな自然環境、広々とした農地景観が保たれているエリアとなっている。交通アクセスの優位性を生かした都市的土地利用を両立させた土地利用を進めることで、郊外部の新たな活性化拠点の形成を図る計画だ。

■KAMISEYA PARK(仮称)
所在地:横浜市旭区上川井町の一部、瀬谷区瀬谷町の一部
敷地面積:約70万6500m2
【内訳】
テーマパークゾーン:51万4000m2
駅前ゾーン:7万m2
公園隣接ゾーン:6万5500m2
環4西ゾーン:5万7000m2
駐車場台数:4500台程度
駐輪台数:450台程度
開業時期:2031年頃
事業期間:50年以上

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