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トーホーストア/中部薬品、八百鮮、ヤマタにスーパーを譲渡

2023年10月23日 17:38 / 店舗

バローホールディングスは10月23日、トーホーストアが営む食品スーパー事業の一部をバローグループの八百鮮、ヤマタ、中部薬品が譲り受ける契約を締結したと発表した。

バロー

譲り受け価額は約3億8500万円。

トーホーストアは、兵庫県神戸市にドミナントエリアを有するスーパーマーケットであり、創業以来50年以上地域住民からの信頼を得ている。

バローHDとトーホーストアは、2015年の資本業務提携以降、長年にわたって関係性を構築してきた。7月には、トーホーストアが営む食品スーパー事業の一部あるいは全部の事業譲り受けについて、検討を開始していた。

バローHDは、グループの調達、製造、加工機能を生かした商品を多数取りそろえ、商品力の向上や来店目的を明確にした「デスティネーション・ストア」を目指した店舗網を関西圏においても拡大している。今回、ドラッグストア事業も含めたグループ事業の関西圏へのさらなる拡大に貢献できると期待し、事業の譲り受けに至ったという。

具体的には、八百鮮が魚崎南店、垂水駅前店、上沢店、ヤマタは六甲道駅前店、宝塚旭町店、中部薬品がつつじが丘店、本多聞店、舞子店、上高丸店、志染駅前店、緑ヶ丘店、大塩店、高砂店の事業を譲り受ける。

12月から店舗ごとに順次譲り受け開始し、2024年11月末をめどに完了する計画。

一連の事業譲り受けに伴い、トーホーストアの食品スーパー事業に属する社員は、原則としてバローグループ(八百鮮、ヤマタ、中部薬品などの事業会社を含む)およびトーホーグループ内への転籍を予定している。

トーホーの2023年1月期売上高は2155億7200万円、営業利益36億4900万円。そのうちトーホーストアは売上高77億4800万円、営業損失3億6900万円だった。

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