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バロー／神戸市のスーパー「トーホーストア」買収の検討開始

2023年07月26日 15:44 ／ 経営

バローホールディングスは7月26日、食品卸のトーホーの連結子会社であるトーホーストアが営む食品スーパー事業の一部あるいは全部の事業譲受について、検討を開始したと発表した。

バロー

トーホーストアは、兵庫県神戸市にドミナントエリアを有するスーパーマーケット、創業以来50年以上地域住民へのブランドを有する。同社とトーホーストアは、2015年の資本業務提携以降、長年にわたって関係性を構築してきたこともあり、今回の検討に着手することを決定したという。

トーホーの2023年1月期連結業績は、売上高2155億7200万円、経常利益38億7700万円。

うちトーホーストアは売上高161億4600万円、経常損失7億3800万円だった。競争激化の継続、閉店の影響により減収だった。食品価格の高騰をカバーできず、粗利率が悪化し、損失が拡大した。店舗数は34店舗（2022年11月現在）。

譲受価額、決済方法、契約締結日、譲受期日などは現時点では未定。

トーホーは6月26日、大阪・京都などでスーパーマーケットを展開するコノミヤへの子会社トーホーストアの株式譲渡を中止すると発表。コノミヤより、5月上旬に今回の取引を断念したい旨の申し出があったことから、株式譲渡を中止することを決定したとしている。

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