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グラングリーン大阪/商業施設の一部を9/6先行開業、19店舗オープン

2024年03月06日 14:07 / 店舗

三菱地所を代表とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は3月6日、JR大阪駅前で開発を進めるうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」の商業施設の名称を「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」に決定し、9月6日の先行開業時に「公園内施設」と「北館」に19店舗をオープンすることを発表した。

<施設ロゴ/外観>

同施設のコンセプトは、「OSAMPO with Green」。ここでしか出会えない新しい発見やひと時を「みどり」とともに楽しめる空間での買い物体験「みどりとともに、もっとOSAMPO」を提供するという。

先行開業時には「タリーズコーヒー」と「有隣堂」が初めてコラボした新業態店舗が誕生、カフェを併設した空間に書籍・文具・雑貨などを取りそろえる。ホームセンターのコーナンが植物・アクアリウムを集めた新コンセプト店「gardens umekita」を出店し、イベントも積極的に開催。スポーツウェアやライフスタイル用品を扱う「パタゴニア」の大型店もオープンする。

飲食では、米・ホノルルで行列が絶えない人気ハワイ料理店「ISLAND STYLE CAFE & GRILL Koko Head cafe OSAKA」が関西初出店するほか、豊かな緑が窓一面に広がるウエディングパーティも可能なカフェ・レストラン「THE JACKSON GARDEN」など、新しい発見や交流ができる店舗をラインアップした。

<商業施設の構成>

うめきた2期エリアの商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」は、公園内施設と北館、南館の3つによって構成されている。南館は2025年春頃に開業する予定だ。

<公園内施設>

公園内施設は、「都市公園の季節ごとに変化する景色を楽しみながら食事をする」体験を提供する施設。うめきた公園サウスパークの3店舗と同ノースパークの1店舗の合計4店舗を、それぞれ利便性の高い公園の入口付近に設置する。

小皿中華とナチュラルワインが楽しめるカフェ&レストラン「SIK eatery」や、挽きたての豆から抽出したコーヒーを用意するカフェ「boo boo boo」などでの軽食・飲料のテークアウトや、テラス席での食事など、公園ならではの楽しみ方を充実させた。

<カフェ&バルも出店>

オーガニック食材を使った料理やデザートを楽しめる「TALKS cafe & bar」では、ビーガン向けメニューも用意する。カフェでは、季節の野菜を使ったサラダや自家製ハムとチーズのバケットサンド、季節の果物を使用したデザート、フレーバーティーなどを提供。バルスタイルも提案し、フィッシュ&チップス、ソーセージグリルに加え、アルコール類も朝から夜まで楽しめる。

<北館>

北館には、都市公園の「みどり」と一体になれる計15店舗がオープン。ペットとともに公園ライフを満喫できるショップや、歯科や産婦人科などのヘルスケア関連の施設も出店する。隣接するグランフロント大阪 北館とデッキでつながるという。

<1階コーナンの新コンセプト店>

北館1階には、ホームセンターコーナン初の都市型店舗「gardens umekita」が出店。癒しと発見の空間を提案する「植物・アクアリウム」を中心とした新コンセプト店舗で、「いつもの暮らしにイロドリを」をテーマに、人気の観葉植物や希少な塊根植物、季節のフラワーブーケなどを豊富に取りそろえる。

大阪市内最大級の水草レイアウト水槽の展示数を誇り、ワークショップやイベントを随時開催していく。

<2階クラフトビール店>

2階のクラフトビール専門店「クラフトビアベース リーフ」では、地元・大淀にあるビール醸造所「CRAFT BEER BASE」より、出来立てのビールを提供。樽生は自社製造ビールを主軸に常時15種類取りそろえ、毎週の様にリリースされる新作ビールもいち早く楽しめる。パブフードを中心にクラフトビールに合う食事も用意した。

併設されたボトルショップでは、厳選された国内外の缶・ボトルが購入可能。樽生のプラカップ提供も行っており、公園でのピクニックや気分転換にも利用できる。

このほか北館では、ハラルにも対応する東南アジア料理店に和食バル、ドッグサロンや歯科・産婦人科なども導入した。

<南館>

2025年春頃オープン予定の南館では、関西最大級の都市型スパには天然温泉や、うめきた公園を見渡せるインフィニティプールが備わり、ウェルネスハブとして、健康・美容・エクササイズ・リラクゼーションなど高付加価値の体験を提供。グローバルメディア「Time Out」が監修する大規模フードマーケット「Time Out Market Osaka」がオープンする予定だ。

<スタッフが働きやすい環境>

また、同施設では高い機能性・快適性を備えた「STAFF LOUNGE」(休憩室)を設置。デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」を意味する「HYGGE(ヒュッゲ)」をテーマに、温かみのある木目やグリーンなどの自然素材を活用したほか、鏡や照明のゴールドを基調とした、上質ながらも一息つける空間を提供する。

主な設備は、ワークブース、スタッフミーティングルーム、リラクゼーションを重視したリクライニングチェア、小型テーブルなど。南館では、SNS・動画撮影に適したスタッフ専用撮影スタジオを設けるほか、心幸サービスが運営する無人営業コンビニエンスストアも配置する。

■グラングリーン大阪 ショップ&レストラン
所在地:大阪府大阪市北区大深町
駐車台数:北館67台、南館165台
スケジュール:
2020年12月:民間宅地着工
2021年11月:公園施設着工
2022年5月:公園着工
2024年9月:先行まちびらき
2025年春頃:賃貸棟全面開業

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