柏高島屋ステーションモール/交流施設を新設、食料品フロアリニューアル
2024年08月01日 14:46 / 店舗
高島屋と東神開発は9月21日、柏高島屋ステーションモールでの大規模リニューアルの実施に伴い、新館10階・11階に柏駅直結の複合型コミュニティスペース「BeARIKA(ビーアリカ)」をオープンする。
また、百貨店ゾーンでは、9月~10月中旬にかけて、本館地下1階の食料品フロア、S館3階コスメフロアにてリニューアルを実施する。食料品フロアでは、これまで以上に旬やこだわりの生鮮・グローサリー売り場を充実させるとともに、期間限定で展開するポップアップスペースの新規設置や、レジ配置の改善などを行う。
「BeARIKA」は、「新しい可能性のありか。そして、そんなのありか!」という発見が生まれ続ける街の居場所を目指す。
新館10階に、「ポップアップ」や「ホール」、「スタジオ」などさまざまな形態のレンタルスペースを用意している。カフェが併設されている「オープンスペース」には誰でも自由に利用できる。
新館11階には、ラウンジの居心地とオフィスの機能性を兼ね備え、コワーキングスペース「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」が千葉県に初出店。絵画など作品発表の場として活用できる「ギャラリー」、スモールオフィスや活動拠点として月額で利用可能な「ブース」も併設する。
本館地下1階階食料品フロアでは、青果コーナーを拡大。生産者の顔が見える産直、京野菜、季節の旬を味わえるブランドフルーツを豊富に取り扱う。
要望の高いカット野菜やカットフルーツは品質にこだわり、リニューアルを機に拡大する。
魚売り場は、旬や産地にこだわった生の一匹丸ごと魚のコーナーを強化する。要望に応じてお造り、開きなど調理も対応する。すしコーナーでは、旬の鮮魚のすしを1貫ずつ選んで、自分だけの持ち帰りパックを提供する新サービスを開始する。
また、髙島屋が全国から厳選し、安全・安心・鮮度にこだわり、素材本来のおいしさを追求した自然派食品のセレクトショップ「高島屋ファーム」も刷新する。
これまで以上に、有機栽培・特別栽培にこだわった青果コーナーを拡充し、土づくりから力を入れる農家の米(購入時に精米)を中心に、調味料や乳製品なども品質を追求する。イベントコーナーも設置する。
さらに、「明治屋」が全面リニューアルする。チーズやデリなどを中心に、輸入食品やこだわりのご当地アイテム、季節限定商品などがそろう。
2024年4月に本館各階にてオープンした「POPUP SPACE ふらり」が、地下1階食料品フロアにもオープンする。期間限定の生鮮、総菜を販売。道頓堀今井のきつねうどん、鼎泰豊(ディンタイフォン)の点心などを展開する。
■BeARIKA
所在地:千葉県柏市末広町1-1 柏高島屋ステーションモール 新館10階・11階
事業主:東神開発
企画・運営サポート:リビタ
面積:10階オープンスペース132m2(ドトールコーヒーショップ22m2)、レンタルスペース(キッチン82m2、ホール156m2)
11階シェアラウンジ395m2、レンタルブース3~17m2、ギャラリー155m2
営業時間:10時~20時
公式サイト:https://www.takashimaya.co.jp/kashiwa/stemo/bearika/
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