グルーポン・ジャパン/アマゾン出身の根本社長が退任
2016年05月17日 16:46 / 経営
グルーポン・ジャパンは5月17日、根本啓代表取締役が16日付で退任したと発表した。
根本社長は2013年に、ソニー、アマゾン・ジャパンを経て、グルーポン・ジャパンの社長に就任していた。
根本社長の退任にともないグルーポンのアジアパシフィックCFOのアントニーノ・エム・デサピオ氏が社長を兼務する。
グルーポン・ジャパンの経営責任者として4月7日付で、ブライアン・ネルソン氏がカントリー・マネージャーに就任した。
ブライアン・ネルソン氏は、高校時代を日本で過ごし、南カリフォルニア大学卒業後再来日した。2001年にバリューコマースの社長に就任し、2005年には、バリューコマース株式の49.71%をヤフーが保有する形で資本提携を交渉・実施した。
2006年7月には東京証券取引所マザーズへ上場。2011年3月までバリューコマースを率いたほか、マネジメント、スタートアップ、リーダーシップなど豊富な経験を持っている。
日本の経済同友会のメンバーでもあり、若い世代の起業を応援する活動や、チャリティー活動にも積極的に携わっているという。
今後は、ブライアン・ネルソンによる新体制のもと、「グルーポン」の更なるサービス向上に取り組むという。
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