RIZAP/SPAアパレルを目指し、堀田丸正と資本業務提携
2017年05月23日 11:00 / 経営
RIZAPグループは5月23日、堀田丸正と資本業務提携すると発表した。
素材メーカーとしての強みを持ち、海外生産・販売実績を持つ堀田丸正を、「RIZAPアパレル事業グループ」の中核企業として迎え、川上である素材開発から企画・生産、川下である販売に至るまでのプロセスを一貫して行うSPA(製造小売業)としてのビジネスモデルの強化を推進する。
RIZAPグループは、堀田丸正が行う第三者割当増資を19億2500万円で引き受け、議決権所有割合で62.27%の筆頭株主になる予定だ。
提携を通じて、お客のニーズに機敏に対応した商品力の向上、PB商品の開発力強化、スケールメリットを活かした共同調達によるコスト競争力向上、海外展開の強化を推進し、アパレル事業全体の飛躍的な成長と収益の最大化を目指す。
まず、堀田丸正の「アパレル卸売業」としての側面から、和装・子供服分野を中心とした商品ラインアップの拡大により、グループ全体としてのお客への提案力の向上、収益機会の拡大を想定する。
堀田丸正は意匠撚糸分野における国内トップメーカーであり、世界的な大手アパレル企業への供給も行う「アパレル素材メーカー」の側面も持っており、この観点からは、グループ横断的な商品開発、共同調達によるコスト削減、生産の効率化などのシナジーを想定している。
堀田丸正との緊密な連携を通じて、グループのアパレル関連事業全体の競争力の向上を目指す。
RIZAPはこれまで、ジーンズメイト、夢展望、馬里邑などへ出資をしており、アパレル事業グループを形成している。
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