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メガネスーパー/関西アイケアプラットフォームを設立、小規模眼鏡店と提携

2017年06月21日 11:00 / 経営

メガネスーパーは6月21日、新会社「関西アイケアプラットフォーム」を設立した。

関西地区での事業基盤の拡大を通じて、眼鏡、補聴器業界の革新を起こすことを目的に、関西地区に密着した目の健康プラットフォームを担う会社を設立したもの。資本金は1000万円で100%出資した。

眼鏡等小売市場は、引き続き中小規模の事業者が存在する分散した市場であり、関西も含めた各地域には多数の地域一番店が存在する。

今後、関西アイケア社を通じて、そうした地域一番店と、相手先の歴史や実情に配慮した、業務提携や資本提携、事業承継を積極的に展開する。

提携の候補先にとっては、メガネスーパーとの直接の取り組みではなく、関西アイケア社を通じることにより、グループとしての事業規模や経営・組織基盤の強みを適宜生かしつつも、目の健康プラットフォームのもと、経営の独立性を担保し、お客に親しまれてきた屋号やキャラクターなどを維持することが可能になる。

メガネスーパーにとっては、各種提携に際して生じ得る既存店舗とのカニバリゼーションを最小化することだけではなく、事業承継を必要とする同業他社オーナーの決断に際しての精神的ハードルを大きく下げることができる。

提携等を通じて、事業基盤の拡大及び事業基盤の共有化により眼鏡小売市場における付加価値需要層領域での成長加速、並びに競争優位の確立を図る効果が期待できる。

提携の第一号案件として、大阪府東大阪市のシミズメガネと具体的な協議を行っている。

現在、相互理解のための交流を推進しており、数か月以内の合意を見通して、双方ともに積極的に活動しているという。

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