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ファミリーマート/オフィス需要開拓、自販機コンビニを2019年度に3000台に

2017年06月30日 20:20 / 経営

ファミリーマートは6月30日、オフォス内で、菓子やカップ麺など約25種類を専用什器で販売する「オフィスファミマ」とおむすびなどの中食も販売可能な自販機コンビニ(ASD)の設置台数を拡大する方針を明らかにした。

オフィスファミマは2013年8月下旬から開始し、現在、約1000か所、約1500台を設置する。これを2019年2月末までに3000台に拡大する。

自販機コンビニ(ASD)は2005年から開始し、現在、約1600か所に2100台を設置。自販機コンビニも2019年2月末までに3000台に拡大する。

<オフィスファミマ>
オフィスファミマ

「オフィスファミマ」は、ファミリーマート店舗や自販機コンビニ(ASD)では出店することが難しい場所に、専用の販売ケースを設置し、菓子や加工食品、日用品等をセルフ会計方式で販売するサービス。

2013年8月下旬から開始し、現在東京都内と千葉県内の一部なだ、オフィス・工場・官公庁・病院・学校・ホテル・商業施設などに展開する。

小腹がすいたとき、昼食をとる時間が十分ないとき、また、ちょっとした気分転換をしたい時などの利用を想定した。

業務効率化に伴うオフィススペースの縮小やセキュリティ向上に伴う入退室制限など、一日の大部分を過ごすオフィススペースでの生活環境に変化が見られることに対応した。

<自販機コンビニ(ASD)>
自販機コンビニ(ASD)

自販機コンビニは、「外に買い物に行く時間がない」 「自販機コーナーは飲料類ばかり」「食堂、売店はあるけど、営業時間が短い」といったお客にニーズに自販機で対応する。

人気商品を中心に立地に合わせた最適な品そろえを提案。新商品がいち早く並ぶので、飽きがこないのが特徴。

おむすびやサンドイッチなどは毎日入れ替えし、いつでも新鮮なおいしさを届けるという。社員食堂のスペースや休憩スペースへの設置を想定する。

<オフィスファミマカフェ>
オフィスファミマカフェ

2016年2月からは、新たなオフィス向けサービスとして、「オフィスファミマカフェ」を開始している。

「オフィスでもいれたての本格コーヒーを気軽に楽しみたい」との声に対応するサービスで、オフィスファミマカフェ専用に開発した1杯ずつ包装したカプセル型コーヒーを、小型のドリップマシンで提供する。

コーヒー豆については品質・製法にこだわった、上質な香りとクリアな飲み口のオリジナルブレンドを2種類(マイルド・ビター各税込100円)を用意した。

オフォスファミマカフェは現在、約50か所に設置しており、今後も設置個所を拡大する計画だ。

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