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イケア/オンラインストア売上構成比5%に、数年で20%へ

2017年08月25日 15:10 / 経営

イケア・ジャパンは8月24日、日本におけるオンラインストアの売上構成比が約5%になったと発表した。

<オンラインストア>
オンラインストア

ヘレン・フォン・ライス社長は「マルチチャネルリテーラーを目指す取り組みとして、4月に日本国内でもオンライストアを立ち上げた。オンラインストアの売上は順調で売上の5%に達している。あと数年で売上の20%を占めると思う」と語った。

<ヘレン社長>
ヘレン社長

現在のオンラインストアの仕組みは、個別店舗の買い物代行と店舗からの配送を活用した仕組みで、各店舗の配送エリアの範囲でのみ利用できる仕組みとなっている。

全国どこからでも注文ができ、全国へ商品が配送できる本来のオンラインストアはまだ実現していない。

ヘレン社長は「お客さまに商品を届けるラストワンマイルが課題となっている。トラックの運転手の確保などリアルなコスト感を持って対応する。現在、サスティナブルな対応ができるかを検証している」と述べた。

<マルチチャネルリテーラーを目指す>
マルチチャネルリテーラーを目指す

オンラインストアが成功する要因として、シンプルで分かりやすい、インパクトがある、商品を見つけやすいの3点を指摘。今後、オンラインストアのサイトも一新する予定だ。

一方で、ヘレン社長は「真夜中でも買い物ができるオンラインストアは確かに便利だ。でも、現実の店舗にあるワクワクするような感覚はない。是非、イケアの店舗に足を運んでほしい」と語った。

現在、愛知県弥富市に各店舗への商品配送センターとして、IKEA弥富物流センターを稼働させている。

IKEA弥富物流センターは、敷地面積26万2913m2、延床面積は5万4000m2を展開する。

今後、3万1000m2を拡張し、2018年には、オンラインストアの重要な拠点として稼働する予定を打ち出している。

■IKEAオンラインストア
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/customer-service/about-shopping/online-store.html

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