ネスレ/ブルーボトルコーヒー株式の過半数取得

2017年09月15日 18:00 / 経営

ネスレは9月14日、ブルーボトルコーヒーの過半数株式を取得した、と発表した。

<ブルーボトルコーヒー 六本木店>
ブルーボトルコーヒー 六本木店

ブルーボトルコーヒーは、徹底的に追求したおいしさと高品質なコーヒーにこだわり、周辺地域の特長を踏まえた独自のミニマリストスタイルなカフェをアメリカの大都市と日本で展開している。カフェの数は、昨年末の29店舗から2017年末には55店舗に増える予定。

また、ブルーボトルコーヒーは、スーパープレミアムなコーヒー飲料やレギュラーコーヒー製品を、オンラインショップと小売市場で販売している。

ブルーボトルコーヒーは、ネスレが持つコーヒーに関する知見とグローバル規模の強固な顧客基盤を共有する一方で、独立した組織として経営を続ける。現経営陣と社員は半数未満の株式を保有し、引き続き、ブライアン・ミーハンは、ブルーボトルコーヒーの最高経営責任者(CEO)として、創業者であるジェームス・フリーマンはチーフ プロダクト オフィサーとして陣頭指揮をとる。

ネスレ日本の高岡浩三社長は、「ネスレは、ネスカフェ・ネスプレッソブランドによる、レギュラソリュブルコーヒーや専用カプセルで、酸化を防ぐことにより、いつでも簡単に淹れたてのおいしいコーヒーを提供しています。このたび、プルーボトルコーヒーがネスレグループに加わることで、ベストコンディションのコーヒー豆を使って、丁寧に一杯ずつドリップして淹れるコーヒー体験を、新たに家庭内外へ提供できることを期待しています」とコメントしている。

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