伊藤園/全アイテムの8割、賞味期限「年月表示」に
2017年12月11日 14:00 / 経営
伊藤園は2018年1月より、「お~いお茶」をはじめ全カテゴリーの賞味期間9か月以上1年未満の紙製品を除くドリンク製品、賞味期間9か月以上のリーフ製品について、賞味期限を「年月日表示」から「年月表示」への移行を拡大する。
同社は、製配販のサプライチェーンにおける環境課題(地球温暖化防止、廃棄物削減等)を整理し、解決することを目指し、2013年より加工食品の賞味期限の「年月表示」への移行に取り組んでいる。
2013年4月より「磨かれて、澄みきった日本の水(信州・島根)」において賞味期限の「年月表示」を開始。
2017年9月から、対象製品を賞味期間1年以上のドリンク製品に拡大した。今回、対象製品をさらに拡大し、賞味期間9か月以上1年未満の紙製品を除くドリンク製品、賞味期間9か月以上のリーフ製品の「年月表示」への移行を実施する。
今回の取組みにより、全アイテムの約8割が「年月表示」となり、食品ロスの軽減・物流効率化に伴うCO2排出量の削減による環境負荷軽減、店舗や倉庫での管理対象ロット数の減少や保管スペース縮小などの作業効率化による生産性向上が期待できる。
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