森永製菓は12月10日、「おっとっと」「小麦胚芽のクラッカー」「エンゼルパイ(ミニ含む)」など一部商品について賞味期限表示を「年月日表示」から「年月表示」に変更すると発表した。
<「おっとっと」など賞味期限表示「年月表示」に変更>

日本におけるフードロス(本来食べられるのに捨てられてしまう食品)は、年間643万トン発生している(出典:農林水産省及び環境省「平成28年度推計」)。10月1日より「食品ロスの削減の推進に関する法律(食品ロス削減推進法)」が施行され、社会課題として一層のフードロス削減が求められている。
食品ロスの削減は、廃棄物の減少につながるだけでなく、適正な生産により食料の生産から輸送、消費までの一連の工程から出る温暖化ガスの縮小にもつながると言われている。
今回、対象商品の賞味期限「年月日」表示を「年月表示」に切り替えることにより、サプライチェーン全体でのフードロス発生の削減を推進していく。
切替時期は、「おいしいコラーゲンドリンク」2019年12月、「エンゼルパイ」2020年3月、「おっとっと」 「小麦胚芽のクラッカー」「ガトーショコラ」2020年4月などを予定している。