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ハウス食品/ベンチャー投資向けプライベートファンド設立

2018年01月24日 12:50 / 経営

ハウス食品グループ本社は1月24日、SBIホールディングスの100%子会社のSBIインベストメントと共同で、ハウス食品グループの既存事業分野・新規分野で事業シナジーが見込まれる国内外の有望なベンチャー企業を投資対象とするプライベートファンド「ハウス食品グループイノベーションファンド」を設立した、と発表した。

設立日は2017年10月1日。運用期間は5年で、規模が50億円。運営会社はSBIインベストメントとなっている。

同社は、今後、クオリティ企業を実現し、「食で健康」領域において新たな価値基盤を創出していくためには、オープンイノベーションを加速させる。

こうした体制を強化するため、SBIインベストメントの豊富な投資経験とインキュベーション機能を活用し、事業シナジーが見込まれるベンチャー企業などへの投資を通じて新たな価値基盤の創出を一層進めるため、新ファンドを立ち上げた。

第1号案件として、プラネット・テーブルへ出資。

プラネット・テーブルは、「必要な食べ物が持続的に作られ、無駄なく届き、全ての人が食べる喜びにあふれる社会」の実現に向けて、農畜水産物の生産・流通支援プラットフォームの構築に取り組んでいる。

先端テクノロジーの活用による「価格」「鮮度」「ロス低減」等が支持され、数多くの生産者、個人経営飲食店のユーザーを獲得している。

プラネット・テーブルは、ハウス食品グループが保有する川上から川下までの多様なバリューチェーンや研究開発機能、人材育成ノウハウなどを活用。

また、ハウス食品グループは、BtoB事業や新規事業のタマネギビジネス(涙の出る成分(=辛み成分)の発生を抑え、生で食せるタマネギ・スマイルボールの販路)などにおいて、プラネット・テーブルが持つプラットフォームの活用により、ともに成長する事業シナジーを期待している。

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