スタートトゥデイ/システム子会社を再編、天才を1億円で募集
2018年04月02日 16:34 / 経営
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スタートトゥデイグループは4月1日、スタートトゥデイの子会社であるスタートトゥデイ工務店、VASILY、カラクルを合併し、グループ内の技術力を集約した新会社「スタートトゥデイテクノロジーズ」を発足した。
スタートトゥデイテクノロジーズでは、既存事業のさらなる拡大、テクノロジードリブンな新規事業を創造すべく、会社の黎明期にリーダーシップを発揮することができる博士やエンジニア、アナリストやデザイナー、プロデューサーなど、さまざまな領域の「天才」「逸材」を募集する。
人材募集では、「70億人のファッションを技術の力で変える7人の天才と50人の逸材求む。」と題して、天才は1000万円から1億円、逸材は400万円から1000万円で採用する。
ZOZOTOWN や ZOZOSUITを活用したプライベートブランド「ZOZO」などのファッション EC、WEARやIQONなどのファッションメディアなど、現在提供しているファッションサービスの開発業務全般に加え、スタートトゥデイ研究所によるR&D、テクノロジードリブンな新規事業の創造を行う。
これまで感覚的に語られてきたファッションという分野を科学的に解明し、テクノロジーによって実用化することで、世界中の人がよりファッションを楽しむことができる世の中を目指す。
同社は、専門性の高い分野でも迅速な意思決定とスピード感のある経営を行うために、代表取締役が2人就任する。
1人は、旧スタートトゥデイ工務店の久保田竜弥代表取締役社長が、代表取締役社長としてZOZOTOWNの開発やプライベートブランド販売サイトの事業を担当する。
もう 1人は、旧VASILYの金山裕樹代表取締役社長が、代表取締役CIO(Chief Innovation Officer)として、WEAR、IQON などのファッションメディアの運営、新規事業の開発、スタートトゥデイ研究所などイノベーション創出を担当する。
なお、旧カラクルの大久保貴之代表取締役社長は、執行役員として、研究所福岡拠点のリーダーを務める。
スタートトゥデイ工務店を存続会社、VASILY、カラクルを消滅会社とする吸収合併をしたもの。
合併後はスタートトゥデイ工務店へ権利義務の一切を承継した。VASILY、カラクルの事業は、スタートトゥデイテクノロジーズの社内組織として発足する事業部に承継され、これまでと同様のサービスを引き続き提供する。
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