中村屋/埼玉に100億円投資し「武蔵工場」、中華まんを製造
2018年07月18日 16:50 / 経営
中村屋は7月18日、埼玉県入間市の「武蔵工場」が竣工したと発表した。
同社は生産能力を増強し、増産体制を確立するとともに生産の効率化を図るため、また、より一層の安全・安心で付加価値のある商品を提供することを目的とし、武蔵工場を約100億円かけ建設。
同工場は、高品質な中華まんの需要が高まる中、今後の事業の拡大に対応するため、同社独自の生産技術を集結した中華まんの製造工場で、今年8月より本格稼動を予定している。
新たな生産管理システムの導入により、トレーサビリティ(生産履歴の追跡)、フードディフェンス(食品防御)で品質保証体制を強化し、「食の安全・安心」を提供する。
また、徹底した自動化ラインを導入することで、省力化・省人化を図り、作業環境の向上を目指す。
地域密着型工場として地元小中学校の社会科見学をはじめ、一般人も見学できるコースを設けた工場見学施設を、2019年に開館の予定。
■中村屋 武蔵工場
所在地:埼玉県入間市大字狭山台字武蔵野234-1
規模:地上2階建
延床面積:1万7648m2
敷地面積:約8万3000m2
投資総額:約100億円(建物・設備)
生産品目:中華まん
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