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ガトーマスダ/完熟アップルパイの菓子工房、資金ショートで負債6億円

東京商工リサーチによると、ガトーマスダは再度の資金ショートを起こし8月8日、行き詰まりを表面化した。また、関連会社の三啓商事も再度の資金ショートを起こし8月7日、行き詰まりを表面化した。現在、2社ともに事業は停止状態で今後については流動的という。負債は2社合計で推定6億円。

<ガトーマスダのホームページ>
ガトーマスダのホームページ

ガトーマスダは、菓子工房「ガトーマスダ」を経営していた。製造工程や素材にこだわったケーキ、焼き菓子の販売で人気を博し、完熟アップルパイは「板橋のいっぴん」にも選ばれていた。テレビ番組や雑誌などメディアでも名店として頻繁に取り上げられたことで有名になり業容を拡大した。

2008年5月に販売したシュークリームとケーキに粉砂糖と誤って粉末洗剤を使用した不祥事が発生したこともあったが、以降も積極的な出店攻勢でピーク時には首都圏を中心に8店を展開し、2013年7月期は売上高約3億1000万円をあげていた。

三啓商事は製造部門の位置付けで、本社近隣に複数の製造拠点を設置していた。ガトーマスダ向けのほか、有名百貨店やホテルなどへ贈答用の洋菓子の製造販売なども手掛け、2018年1月期は売上高約3億円をあげていた。

しかし、急拡大による出店費用やテナント料、設備投資にかかる負担が重く、金融債務が膨らんでいた。

また、競合激化から売上も伸び悩み近年は店舗閉鎖を進め、小売店舗は高島平本店と横須賀モアーズシティー店の2店にとどまっていた。

経営悪化が深刻化するなか、税金滞納により国税からの差し押さえを受ける事態も発生し今回の事態となった。

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