焼肉店の倒産/24年度は過去最多の50件発生
2025年04月02日 10:35 / 経営
東京商工リサーチが4月1日発表した調査によると、2024年度「焼肉店」の倒産は過去最多50件(前年比61.2%増)となった。
2008年度以降で、過去最多だった食中毒問題が起きた2012年度の33件を大幅に上回った。
また、2024年(1-12月)の休廃業・解散も28件(前年比100.0%増)と倍増し、過去最多の2022年(16件)を大幅に上回っている。
焼肉店の人気に着目した大手レストランや居酒屋チェーンなどが「焼肉店」に参入。同時に、円安の進行で輸入牛肉の価格高騰や光熱費の上昇、人手不足などが重なった。
同社は「焼肉店」は外国人旅行客にも人気が高いが、厳しい環境と熾烈(しれつ)な競争で、体力の乏しい小規模店の倒産が増えているとみている。
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